2005年7月18日

2005 ツール・ド・フランス 第15ステージ

ピレネー2日目。
1級山岳を4つ越えた後に、超級の山頂ゴールとなる、非常に厳しいステージ。

総合を狙うチームにとっては、ここで勝負をかけたいところ。
逆にディスカバリーチャンネルは、ここを守りきればランスの7連覇はぐっと近くなる。

先頭の逃げ集団もメイン集団も、それぞれの思惑が絡みながら、山岳を越えるごとに人数を減らしていく、予想通りの展開。
最後に残ったのはフォナックのオスカル・ペレイロとディスカバリーチャンネルのヒンカピー。
ゴール前で一気に抜け出したのは、なんとヒンカピー。
そのままゴールを駆け抜けました。

ランスのアシストを続けているヒンカピーにとって、初のステージ優勝を勝ち取りました。

後続集団では、CSCのバッソのアタックにウルリッヒがついていけず、またもタイム差をつけられてしまいました。
バッソはラスムッセンを逆転して、総合2位に上がりました。
これで大勢は決した、かな。

投稿者 utsuho : 00:58 コメント (0) トラックバック (0) | ロードレース

2005年7月11日

2005 ツール・ド・フランス 第9ステージ

またしてもラボバンクがやってくれました。

今日はJ-SPORTS恒例の長時間放映。
それを知っていたわけではないだろうけど、ラスムッセンが早々とアタックをかけて集団から抜け出す。
もちろんこれは山岳ポイント狙いということだったのだが……。

しかし、これがとんでもなかった。

一人で逃げているにもかかわらず集団との差を徐々に広げ続け、最後の1級山岳を越えた時点で、集団との差は9分以上。
そしてラスムッセンに遅れること約3分でフォイクトとモローが追走する。
その後、ディスカバリーチャンネルが追うも最後まで追いつけず、ラスムッセンが堂々のステージ優勝。
あまりの見事な勝利に、こちらもTVの前で拍手を捧げました。

完璧な協力体制を作って駆け続けたモローとフォイクトが集団に3分の差をつけてゴール。

この結果、フォイクトがマイヨ・ジョーヌを獲得。
モローもランスを抜いて2位につけました。

アルプスに入り、いよいよランス包囲網が形成されてきた感があります。
明日は休養日。ラスムッセンにはゆっくり休んでもらって、これから続く山岳ステージを盛り上げてもらいたいですね。

投稿者 utsuho : 00:42 コメント (0) トラックバック (0) | ロードレース

2005年7月10日

2005 ツール・ド・フランス 第8ステージ

いやあ、面白かった。

いよいよ、ツール・ド・フランスも山岳ステージが始まります。

今日は中盤からフレチャ、コンメッソ、ウェーニングを含む7人の逃げ。
フレチャ、コンメッソは毎日楽しませてくれますね。

ステージ終盤の2級山岳で、ウェーニングがアタック。
これに誰も着いていけず、集団に吸収される。
ここで、集団からアタックをかけたのはヴィノクロフ。
このアタックは成功しなかったけれど、代わって飛び出したのはクレーデン。
Tモバイルの波状攻撃、強力です。

クレーデンはそのまま抜け出し、山頂手前でウェーニングに追いつく。
すんでのところで山岳賞ジャージを逃したウェーニングは、やや呆気にとられた感じ。

この二人、下りで集団に追いつかれると思いきや、集団の統一がとれずに、逃げ切りのゴールスプリントへ雪崩れ込む。
写真判定にまでもつれこんだ接戦のスプリントを制したのはウェーニング。
見事に逃げ切りのステージ優勝を決めてくれました。
長距離を逃げ続けていたウェーニングにまさかあそこまでの脚が残っていたとは、驚きです。

クレーデンもステージ優勝は逃したもののアームストロングとのタイム差を縮めてきました。
いよいよツールも動き出しました。

明日は1級山岳を含むコース。
休養日前ということで、勝負をかけてくるチームもあるのでは。

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2005年7月 6日

2005 ツール・ド・フランス 第4ステージ

今日の第4ステージは、チームTT。
昨年の圧倒的な力を見れば、今年もディスカバリーチャンネルの優位は変わらないだろうなと思い、あまり真面目に見ていませんでした。

まあ、結果は予想通り、ディスカバリーチャンネルが勝利したわけですが。
それにしても驚いたのが、マイヨ・ジョーヌのザブリスキーの落車。

CSCは最後に発走し、残り6km地点でディスカバリーチャンネルに2秒差のアドバンテージ。
お、これは行けるか、と思った途端に最後の直線でなんとザブリスキーが落車。
チームは、総合を狙っているバッソのために、ザブリスキーを置いてそのままゴールへ向かうも、結局2秒差の2位。

それにしても、ツールの神様は勝利のためになんと多くのものを選手に要求するのか……。

早くも、マイヨ・ジョーヌはランス・アームストロングの手に渡りました。
彼はこのままマイヨ・ジョーヌを守り通すのか、それとも……?

投稿者 utsuho : 00:18 コメント (0) トラックバック (1) | ロードレース

2005年7月 5日

2005 ツール・ド・フランス 第3ステージ

前日に続いて、平坦ステージ。

ラボバンクのエリック・デッケルがAG2Rのポルタルとソニエルデュバルのベルトリアーティを引き連れて逃げるも、惜しいところで捕まってしまう。
ゴールスプリントでは、ハスホフトが早めに仕掛けるも成功せず、最後に競り合いを制したのは第2ステージに続きトム・ボーネン。早くもツール2勝目をあげました。
ボーネン好調ですね、このまま突っ走るかな?

ゴールスプリント中にオグレディに頭突きを入れていたマキュアンは降格になっていました。あらら。

投稿者 utsuho : 00:59 コメント (0) トラックバック (2) | ロードレース

2005年7月 3日

2005 ツール・ド・フランス 第1ステージ

ロードレースの最高峰、ツール・ド・フランスがとうとう開幕しました。
これから3週間の熱い戦いの始まりです。

今年の第1ステージは19kmの個人タイムトライアル。
プロローグではないんですね。

ここで暫定トップタイムを出したのは、CSCのザブリスキー。
その後、ヴィノクロフやランディス、カンチェラーラなどが好タイムを出すも、ザブリスキーには及ばず。
結果、ザブリスキーが第1ステージを制してマイヨジョーヌを手にしました。

しかし、何と言ってもショッキングだったのは、アームストロングが途中でウルリッヒをパスしていったことでしょう。
ウルリッヒだってタイムトライアルはかなり得意なのに、そのウルリッヒから1分遅れでスタートしたアームストロングが圧倒的なスピードで抜いていく……。
アームストロングはザブリスキーに2秒遅れの2位に入りました。
今年も彼に死角なし、ですかね。

投稿者 utsuho : 10:00 コメント (0) トラックバック (1) | ロードレース

2005年4月19日

ランス、ツールドフランスを最後に引退

CyclingTime.comより。

ランス・アームストロングが、今年のツール・ド・フランスを最後に引退することを発表したそうです。

空前絶後のツール・ド・フランス7連覇で、有終の美を飾るのか。
はたまた、誰かが引導を渡すのか……。

今年のツールも熱くなりそうです。

投稿者 utsuho : 19:18 コメント (0) トラックバック (0) | ロードレース

2005年2月 6日

祝!アジアチャンピオン

マレーシアで行なわれた、ツール・ド・ランカウイもいよいよ最終戦。
やはり気になるのは福島康司選手の成績でしょう。

アジアチャンピオンジャージを身につけているものの、後ろを振り返れば総合4秒差でウィズミラクのトントン・スサントが迫ってきている状況。ブリジストン・アンカーの浅田監督は、アジアチャンピオンは意識していないということを言っていたけど、見ている私達としては、是非とも守りきってもらいたいもの。

そして結果は……、見事アジアチャンピオン獲得。
途中のスプリントポイントのボーナスタイムで、トントン・スサントに総合1秒差まで詰められましたが、なんとか死守しました。
おめでとうございます!!

福島康司選手のスタート直後のアタック(もうお約束ですね)や、4週目にアタックした4人の中に福島康司、福島晋一、別府史之の日本人3人が入っているなど、最後まで熱いレースでした。
まだまだシーズンは始まったばかり。これからの活躍に期待ですね。

投稿者 utsuho : 21:06 コメント (2) トラックバック (0) | ロードレース

2004年8月19日

オリンピック 男子個人ロードタイムトライアル

昨日、オリンピックの 男子個人ロードタイムトライアルがありました。と言っても、今回も放送はないので、BBCの結果から。

タイラー・ハミルトンが見事金メダルを獲得しました。まだツールでの怪我の影響もあるだろうに、凄いですね。ハミルトンの逸話がまた一つ増えたと言うところでしょうか。
ちなみに、ウルリッヒは7位。ツールのプロローグでステージ優勝したカンチェラーラは10位でした。

う~ん、やっぱり映像で見たいですね。

投稿者 utsuho : 01:23 コメント (0) トラックバック (0) | ロードレース

2004年8月15日

オリンピック 男子個人ロードレース

本日、オリンピックの男子個人ロードレースが行なわれました。
とは言え、放送されないんですよね。展開とかわからない……。
とりあえず、BBCでの結果だけ。
イタリアのパオロ・ベッティーニが金メダルを獲得しました。
銀メダルはポルトガルのセルヒオ・パウリーニョ(ポルトガル)、銅メダルはベルギーのアクセル・メルクスが獲得したようです。
すいません、なにぶんニワカなもので、銀・銅メダルのお二方の名前を知りませんでした。アクセル・メルクスは、かのエディ・メルクスの息子なんですね。
2連覇を狙ったウルリッヒは、残念ながら19位に終わった模様です。

投稿者 utsuho : 22:41 コメント (0) トラックバック (0) | ロードレース