2009年7月 6日

2009 ツール・ド・フランス / 新城選手ステージ5位の快挙!!

暑い夏の祭典、ツール・ド・フランスが今年も開幕しました。
今年は別府史之選手と新城幸也選手の二人の日本人が参戦していることでも注目される大会です。

そんな中、第2ステージで新城選手がゴールスプリントに絡み、5位というすばらしい結果を残しました。

世界最高峰のレースであるツールに日本人が出場するだけでも歴史的な出来事なのに、その中で入賞してしまうというのは、本当にすごいことです。

新城選手はまだまだ伸びしろのある選手だと思うので、これから先も楽しみです。

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2008年7月 7日

2008 ツール・ド・フランス

ロードレースの祭典、ツール・ド・フランスが今年も始まりました。

今年は昨年覇者のコンタドールが出場していないなど、本命不在でなかなか予測がしづらいですね。
昨年2位のエヴァンスか、それともバルベルデ、クネゴあたりがくるのか……。

きっと今年も思いもよらないドラマが待ち受けているのでしょう。
3週間の長くて熱い戦いの始まりです。

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2008年5月27日

2008 ジロ・デ・イタリア 休息日

連日熱い戦いが繰り広げられているジロ・デ・イタリアですが、山場となったドロミテ山塊での第14、15、16ステージを終え、総合争いが絞られてきました。

やはり、印象的だったのは険しい山岳ステージ、第14、15ステージでのCSFグループ・ナヴィガーレのセッラの強さですね。
単独で力強く駆け上がる姿は素晴らしいです。

そして、総合争いではマリアローザがとうとうアスタナのコンタドールへと渡りました。
ジロ開催の1週間前に急遽出場が決まったアスタナですが、さすがは去年のツールチャンピオンといったところでしょうか。
ただ、41秒差でリッコ、1分21秒差でシモーニがつけています。

はたして、ミラノでは誰がマリアローザを着ているのでしょうか。
まだまだ熱い戦いは続きます。

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2008年5月14日

2008 ジロ・デ・イタリア 第4ステージ

今日のステージはピッツォカラブロ~カタンツァーロ・ルンゴマーレの183km。
中盤に3級山岳があるものの、ゴールに向けては平坦なステージです。

一人で逃げたコフィディスのヴェルブルッへを集団が残り20kmの地点で捕まえると、集団のままゴールへ。
いつものようにミルラムが綺麗なトレインを組んでゴール前へさしかかったのですが、そこから早めに仕掛けたハイロードのカヴェンディッシュがベンナーティとの競り合いを制してステージ優勝を勝ち取りました。
ミルラムトレインは不発に終わってしまいました……。

マキュアンやベッティーニがいまひとつ精彩を欠いていますが、やはりスプリンター達の戦いは迫力があります。

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2008年5月11日

2008 ジロ・デ・イタリア 第1ステージ

グラン・ツールのひとつジロ・デ・イタリアが開幕しました。
第1ステージはシチリア島カプレラでの23.6kmのチームタイムトライアル。

このチームタイムトライアルを制したのはスリップストリーム。
タイムトライアルの得意な選手をそろえて、見事にマリアローザを勝ち取りました。
さて、このマリアローザは3週間後に一体誰が着ているのでしょうか。

今年のジロは、ディルーカ、コンタドール、メンショフという昨年のグランツールの覇者3人がそろって参加しています。
ただ、チームとして抜け出ているところがいないので、予想は立てづらいですね。
チームでは昨年果敢なアタックを繰り返したティンコフ、選手ではクレーデンやリッコなどに注目しています。
私の応援しているペタッキが出場していないのが残念ですが……。

これから3週間、どんな戦いになるのか毎日が楽しみです。

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2007年7月30日

2007 ツール・ド・フランス 第20ステージ

今年のツール・ド・フランスもいよいよ最終ステージ。マルクーシ~パリの146kmです。

序盤は例年通りのパレード走行で、長い戦いをくぐりぬけたお互いの健闘を称えあいます。
今年のツールもいろいろありましたが、ここまできた選手達には清々しさが感じられます。
カメラマンの撮影に応じたり、和やかに談笑したりしてパリへと向かいます。

そして、パリへ入ってから、シャンゼリゼゴールへ向けて最後の戦いが始まります。
パリの周回コースでは、なんとしてもステージ優勝を勝ち取りたい選手が果敢に飛び出しては集団につかまる展開。
ランプレとクレディアグリコルが高速で先頭を引いて、最後の周回へと突入します。

そこからはアタックする選手も出ないままゴールスプリントへ持ち込まれ、いち早く飛び出したランプレのベンナーティがハスホフト、ツァベルを抑えてシャンゼリゼのステージ優勝を勝ち取りました。

今年の最終成績は以下の通りです。
総合優勝:アルベルト・コンタドール(スペイン、ディスカバリーチャンネル)
山岳賞:マウリシオ・ソレル(バルロワールド)
スプリント賞:トム・ボーネン(クイックステップ)
新人賞:アルベルト・コンタドール(スペイン、ディスカバリーチャンネル)
チーム総合:ディスカバリーチャンネル

今年のツールでもヴィノクロフやラスムッセンなどのドーピング問題が出てしまったのはとても残念ですが、それでもソレルの快挙やコンタドールをはじめとした新世代の台頭など、開始前からすると本当に予想外の手に汗握る戦いが繰り広げられました。

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2007年7月29日

2007 ツール・ド・フランス 第19ステージ

今日のステージはコニャック~アングレームの55kmの個人TT。
明日の最終ステージではおそらくタイム差がつかないので、今日が総合争いの最後の戦いとなります。

スタート時点では3位のライプハイマーが総合トップのコンタドールから2分49秒差。2位のエヴァンスが1分50秒差です。
この3人のタイムトライアルの実力からすると、総合順位の逆転の可能性も大いにあります。

この3人の中でも素晴らしいタイムを刻んだのはライプハイマーでした。
チェックポイントを通過するごとに徐々にエヴァンスを追い詰めていきます。
しかし、一方でエヴァンスもまたコンタドールに対し差を縮めていくという状況。
まさに最後まで目の離せない手に汗握る三つ巴の戦いが繰り広げられました。

ライプハイマーは見事にステージ優勝を勝ち取りました。
けれども、エヴァンスも最後に粘りを見せて、ライプハイマーから総合で8秒上回りました。
コンタドールもステージ5位に入る力走を見せ、上手くタイムアドバンテージを使ってマイヨ・ジョーヌを守りきりました。
上位3人の総合の順位は動かなかったものの、1位から3位までが31秒差という近年まれに見る接戦となりました。

いよいよ明日は最終ステージ。パリ・シャンゼリゼのゴールです。

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2007年7月27日

2007 ツール・ド・フランス 第17ステージ

今日のステージはポー~カステルサラザンの188km。
ピレネーの山岳ステージを終え、今日からはまた平坦ステージに戻ります。

ラスムッセンがツールを去ったので、今日はマイヨ・ジョーヌのいないレースとなりました。

今日は集団が逃げを容認した形で、残り10kmを切って集団との差が8分以上開く展開。
4人からなる逃げのグループでの戦いとなりました。
その中でもスプリント力でひとつ抜け出ているベンナーティに対し、他の選手がどう対処するかという勝負になりました。
ここでベンナーティが他のアタックを上手くさばいてゴールスプリントへと持ち込みました。
見事に自分のパターンへと持ち込んだベンナーティがステージ優勝を勝ち取りました。

今日のレースを終えて、コンタドールへマイヨ・ジョーヌが渡されました。
2位のエヴァンスとは2分以内の差です。
まだ個人TTが残っていますし、最後までどうなるかわかりません。

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2007年7月26日

2007 ツール・ド・フランス ラスムッセンがツールを撤退

厳しいピレネー山岳ステージを終えた後、またしても衝撃のニュースが入ってきました。

現在マイヨ・ジョーヌを保持しているラスムッセンがツールを撤退することになったそうです。
ツールの始まる以前に自分の所在をチームへ告げるのを怠ったり、嘘の所在を伝えていたりして、チームの規約に違反したためだそうです。
ラボバンクはこのままレースを続けるそうです。

また、コフィディスのモレーニにテストステロンの陽性反応が出たため、コフィディスはチームのツールからの撤退を決めました。

昨年の反省をふまえてクリーンなイメージを前面に出した今年のツールですが、結局たて続けにこのような事件が起こってしまいました。

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2007年7月25日

2007 ツール・ド・フランス ヴィノクロフに陽性反応

休養日を迎えた2007 ツール・ド・フランスに衝撃のニュースが入ってきました。

第13ステージ、第15ステージで熱い走りを見せてくれたアスタナのヴィノクロフですが、第13ステージの後に行なわれた血液ドーピング検査で陽性反応が出たそうです。
これを受けて、アスタナはヴィノクロフを出場停止にするとともに、チームもツールから撤退することを決定したそうです。

昨年のランディスもそうですが、私達を勇気付けてくれるような不屈の走りがドーピングによってもたらされたものだということは、本当に残念です。

投稿者 utsuho : 14:51 コメント (0) トラックバック (3) | ロードレース