2004年7月26日

ツール・ド・フランス 第20ステージ

いよいよ、最終ステージ。前半はパレードモードで、ヴィランクとボエックラーが談笑したり、アームストロング・クレーデン・バッソ・ウルリッヒの4人揃い踏みだったり、カメラサービスが沢山。
そして後半には、最後の本気モードでスプリントやアタックを見せてくれました。そして、最後のステージ優勝を決めたのはトム・ボーネン。
これで、フランスの熱い夏が終わりました。
一番の焦点であったアームストロングの6連覇は見事に成し遂げられました。まさに、伝説が作られる瞬間をみることができました。そしてそれ以外にも、毎日いろいろな選手がその真剣なパフォーマンスを見せてくれました。
自転車レースを見初めてからわずか数ヶ月、見る側の私にとっても日々起こる出来事がいい勉強になりました。

投稿者 utsuho : 18:17 コメント (0) トラックバック (0) | ロードレース

2004年7月25日

またしても、見られなかったので

ツール・ド・フランス 第19ステージ。明日の最終ステージはパレードの意味合いが強いので、総合争いは今日の個人TTが実質上最後の勝負となる。
で、タイトルどおり、家に帰り着くことができずに見られませんでした。
この日は個人TTなので、結果だけ見てみると……。
鬼ですか、アームストロング。
またしても、2位のウルリッヒに1分01秒の大差をつけてのステージ優勝。史上初の6連覇の上に、さらにエピソードを加えました。アームストロングの偉業は、まさに語り継ぐにふさわしい伝説となるでしょう。

いよいよ、明日は最終日。万障繰り合わせて、テレビの前に陣取らねば。

投稿者 utsuho : 21:31 コメント (0) トラックバック (0) | ロードレース

2004年7月24日

ツール・ド・フランス 第18ステージ

第18ステージは、166.5kmの最後の山岳ステージ。
あとは、明日の個人TTと最終日のシャンゼリゼしか残ってないので、多くの選手にとってこのステージがステージ優勝を狙う最後のチャンス。
ここで抜け出したの集団の中に、またしてもファッサボロトロのフレチャが!!
もちろんここは、フレチャを応援。
今回のツール・ド・フランスで、かなりフレチャ熱が上がりました。ええ。
しかし、その中から飛び出したのは、クイックステップのメルガドとバネストのガルシアコスタ。最後は先行するガルシアコスタをメルガドが差してゴールイン。
結局フレチャは6位でした。
そして、7位争いのゴールスプリントで飛び込んできたのはマキュアンとハスホフト。これをハスホフトが制して、マキュアンとの差を1ポイント縮める。ポイント争いは最後までわかりませんね。

投稿者 utsuho : 16:28 コメント (0) トラックバック (1) | ロードレース

2004年7月23日

ツール・ド・フランス 第17ステージ

今日のステージも山岳が5つ続くハードな204.5km。
ヴィランク、シモーニ、モローといった面々が抜け出すも、アセベド、ランディスのアシストに支えられたアームストロング率いる集団が追いつく。
そして最後の峠に先頭で辿りついたメンバーは、アームストロング、ウルリッヒ、バッソ、クレーデン、ランディスの5人。
さすがに豪華なメンツがそろっています。
最後の峠を越えて、下りでまず仕掛けたのはランディス。ここまでアームストロングのアシストを続けて、なおアタックを仕掛けられるというのは、驚嘆です。
これにウルリッヒ、アームストロングが続き、抜け出すかと思ったところで、スピードを緩めて再び5人体制に。
そして、その中からクレーデンがアタック。一気に差を広げて最終コーナーに飛び込む。これは勝負あったかと思われました。
しかし、これを追いかけて最後の最後にスプリントで差しきったのはアームストロング。
まさかのステージ3連勝。ここまでくると、もう何も言うことはないですね。

投稿者 utsuho : 10:10 コメント (0) トラックバック (0) | ロードレース

2004年7月22日

ツール・ド・フランス 第16ステージ

ラルプ・デュエズでの、山岳個人タイムトライアル。
ウルリッヒが昨日に続いての熱い走りで、2位と40秒差をつけて暫定1位を奪取。
しかし、その後すぐに別次元の走りを見せつけられることに。
主役はもちろんアームストロング。
前走者のバッソに道中半ばで軽々と追いつくや、すぐさま千切っていくパワー。最初から最後まで衰えないスピード。
結果、ウルリッヒを1分01秒も上回っての堂々の1位。
もはや、こうなっては「圧倒的」という他ないですね。

投稿者 utsuho : 10:53 コメント (0) トラックバック (0) | ロードレース

2004年7月21日

ツール・ド・フランス 第15ステージ

ついにこの日がやってきた、というところでしょうか。
今日のステージでは、途中の登りでウルリッヒが果敢なアタックを仕掛けるも、結局USポスタルとCSCの追撃にあい、集団に吸収される。
最後のスプリントをアームストロングが制し、ステージ優勝とともに、個人総合で首位にたちました。
山岳ステージに入ってから、着々と首位とのタイム差を縮め、とうとうマイヨジョーヌに袖を通すことになりました。
アームストロングとUSポスタル、強いですね。ここまで、完璧なレース運びじゃないでしょうか。
ただ、まだ何が起こるかわかりません。ウルリッヒもバッソも、もちろんボエックラーにもまだまだ頑張ってもらって、最後までツールを盛り上げてもらいたいですね。

投稿者 utsuho : 10:57 コメント (0) トラックバック (0) | ロードレース

2004年7月19日

ツール・ド・フランス 第14ステージ

今日は平坦な192.5km。総合争いはひとまずお休みで、ステージ優勝の行方のみに焦点が絞られる日。
序盤から幾人ものアタックが続き集団が落ち着かない。その中から、100km地点で10人が集団から抜け出した。
先頭の10人は順調に集団と差を広げ、今日のステージ優勝は完全にこの10人に絞られる。
こうなると、あとはこの中から誰が抜け出すか。途中まで協力して先頭を交代して走っていた彼らが、徐々に隊列を崩してお互いを監視しあう。この緊張感の高まりは、なんとも言えませんね。
残り10km地点で、まずアタックの口火を切ったのはリバティセグロスのイゴール・ゴンザレス。これが戦闘開始の合図でした。アイトール・ゴンザレス、フェドリンが引き続きアタックをするも決められず。ここでフェドリンのアタックに対し、またもアイトール・ゴンザレスがカウンターアタックを仕掛ける。
マンジャンがこれを追いきれず、残り9人の間で再び牽制状態に入った時に、勝負は決まりました。
後は独走状態でアイトール・ゴンザレスがステージ優勝を果たしました。
しかし、ファッサボルトロというチームは勝負強いというのか……見ていて面白い選手の多いチームですね。

投稿者 utsuho : 10:53 コメント (0) トラックバック (0) | ロードレース

2004年7月18日

ツール・ド・フランス 第13ステージ

全長197km、途中に5つの峠を抱える厳しいコース。
ここで、チームの強さを見せつけたのがUSポスタル。常に集団の先頭を引きながら、有力選手を次々にふるい落としていく。
ここで、なんとタイラー・ハミルトンがリタイア……!
ハミルトンだけじゃない、マヨも途中で自転車を降りる始末(マヨは説得されてレースに復帰したが)。
マイヨジョーヌのボエックラーも、集団のスピードについていけず何度も集団から千切れながら、また戻っていく姿も痛々しい。
ゴールに最初にたどり着いたのははアームストロングとバッソ。今日はアームストロングステージ優勝を取りました。
ボエックラーはマイヨジョーヌを守ったが、アームストロングの総合タイム差は22秒まで詰まってきた。ボエックラーに、ここから粘りを見せてもらいたいところ。

投稿者 utsuho : 13:03 コメント (0) トラックバック (0) | ロードレース

2004年7月17日

見落としたっ!!

まさか、こんなことになっていようとは……。

ツール・ド・フランス第12ステージ。いよいよピレネーに突入です。
が、しかし、帰れなかった……。ステージ終盤に2つの1級山岳が待ち受けるという、かなり激しい戦いが予想されるステージで、楽しみにしていたのだが。
しかたないので、結果を調べてみると。
アームストロング強し!!
最初にゴールに辿りついたのはバッソとアームストロングの二人のみ。
まさか、タイラー・ハミルトンもウルリッヒもついていけなかったとは。
マイヨジョーヌのボエックラーも3分59秒の遅れ。

アームストロング6連覇がにわかに現実味を帯びてきました。

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2004年7月16日

ツール・ド・フランス 第11ステージ

一瞬の勝負だった。
山岳ポイントで抜け出したフレチャ、モンクティエ、マルチネスの3人。後続を完全に引き離し、あとはこの3人の中で、誰がステージを制するのか。
残り9km地点で、最初にフレチャがアタック。しかし、残りの二人もすぐに反応したので、アタック失敗。ここでマルチネスがちらりとフレチャの方を振り返った瞬間、モンクティエがアタック。対応が遅れたマルチネスとフレチャは追いかけることができず、みる間に引き離されていく。そのままモンクティエが2位のフレチャに2分15秒の差をつけてステージ優勝。
まさに、マルチネスがモンクティエから目を離した瞬間に勝負が決まった、そんなレースでした。

投稿者 utsuho : 12:54 コメント (0) トラックバック (0) | ロードレース