<< 前の記事
次の記事 >>

2004年7月19日

ツール・ド・フランス 第14ステージ

今日は平坦な192.5km。総合争いはひとまずお休みで、ステージ優勝の行方のみに焦点が絞られる日。
序盤から幾人ものアタックが続き集団が落ち着かない。その中から、100km地点で10人が集団から抜け出した。
先頭の10人は順調に集団と差を広げ、今日のステージ優勝は完全にこの10人に絞られる。
こうなると、あとはこの中から誰が抜け出すか。途中まで協力して先頭を交代して走っていた彼らが、徐々に隊列を崩してお互いを監視しあう。この緊張感の高まりは、なんとも言えませんね。
残り10km地点で、まずアタックの口火を切ったのはリバティセグロスのイゴール・ゴンザレス。これが戦闘開始の合図でした。アイトール・ゴンザレス、フェドリンが引き続きアタックをするも決められず。ここでフェドリンのアタックに対し、またもアイトール・ゴンザレスがカウンターアタックを仕掛ける。
マンジャンがこれを追いきれず、残り9人の間で再び牽制状態に入った時に、勝負は決まりました。
後は独走状態でアイトール・ゴンザレスがステージ優勝を果たしました。
しかし、ファッサボルトロというチームは勝負強いというのか……見ていて面白い選手の多いチームですね。

投稿者 utsuho : 2004年7月19日 10:53 | ロードレース

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
https://utsuho.mods.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/22

コメント

コメントしてください