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2007年7月30日

2007 ツール・ド・フランス 第20ステージ

今年のツール・ド・フランスもいよいよ最終ステージ。マルクーシ~パリの146kmです。

序盤は例年通りのパレード走行で、長い戦いをくぐりぬけたお互いの健闘を称えあいます。
今年のツールもいろいろありましたが、ここまできた選手達には清々しさが感じられます。
カメラマンの撮影に応じたり、和やかに談笑したりしてパリへと向かいます。

そして、パリへ入ってから、シャンゼリゼゴールへ向けて最後の戦いが始まります。
パリの周回コースでは、なんとしてもステージ優勝を勝ち取りたい選手が果敢に飛び出しては集団につかまる展開。
ランプレとクレディアグリコルが高速で先頭を引いて、最後の周回へと突入します。

そこからはアタックする選手も出ないままゴールスプリントへ持ち込まれ、いち早く飛び出したランプレのベンナーティがハスホフト、ツァベルを抑えてシャンゼリゼのステージ優勝を勝ち取りました。

今年の最終成績は以下の通りです。
総合優勝:アルベルト・コンタドール(スペイン、ディスカバリーチャンネル)
山岳賞:マウリシオ・ソレル(バルロワールド)
スプリント賞:トム・ボーネン(クイックステップ)
新人賞:アルベルト・コンタドール(スペイン、ディスカバリーチャンネル)
チーム総合:ディスカバリーチャンネル

今年のツールでもヴィノクロフやラスムッセンなどのドーピング問題が出てしまったのはとても残念ですが、それでもソレルの快挙やコンタドールをはじめとした新世代の台頭など、開始前からすると本当に予想外の手に汗握る戦いが繰り広げられました。

投稿者 utsuho : 2007年7月30日 02:13 | ロードレース

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