2006年8月20日

居合道日記 / 入門者の増える時期?

今日は居合道の稽古でした。
先週と同じく、今週も昼にイベントへ行った後で道場へ行ったので、最初から脚が疲れていました(笑)

今日は見学者がひとり来ていたせいか、先生も気合が入っていたように思えます。
刀法、抜刀法、正座、立膝と立て続けに稽古したので、最後の方は脚に力が入らず結構雑な業になってしまいました。
疲れているときこそ、気を配って正しい業やらないといけませんね。反省……。

練習後に先生と話していたら、昼の部にも女性の入門者が来たとか。
ここ数ヶ月で、男性3人、女性3人が新しく入りました。
人数が増えるといろいろと大変なこともありますが、初心者が増えると活気が出てくるのでいいですね。

投稿者 utsuho : 23:24 コメント (0) トラックバック (0) | 居合道

2006年8月13日

居合道日記 / 私的指摘メモ

今日は居合道の稽古でした。今日も蒸し暑い中での稽古です。
しかも外からは隣の広場でやっている盆踊りのお囃子が聞こえてきます(笑)

お盆ということもあって、道場も人が少なめでした。
先週はとても多かったのになあ。
その分、先生から細かい指導を受けられます。

・ 刀法・切先返し
相手の斬り下ろしを受けるのは、鍔元25cm。しっかりと自分の刀の刃を後ろへ向け、前へ踏み込むように受ける。
相手の真っ向を掻き斬る。刃を斜めに出さないこと。
掻き斬った後は、刀は腰骨の下、しっかりと半身の姿勢を作る。
全体の流れを止めないようにする。

……最後が一番難しいですね。
ひとつひとつを気をつけながら、流れるように業を行なうというのは、なかなか大変なことです。

・正座・受流し
受ける時に右足を大きく引きすぎない。その場で相手の刀を受けるようにする。
受けた後に身体をひねり相手の刀を流す。あわてて一挙動でやってしまうことがあるので、しっかりと流す形を出すようにする。
血振るいをやや高めにすると、手の内の返りが楽になる。

受流しの血振るい、納刀は苦手なんですよね。
次の大会の指定業なので、もう少ししっかりと稽古をしなければならない業です。

その後は人手が足りなかったので低段者の方を指導する側へまわりました。
自分の業もまだまだなのですけど、手本として自分の業を見せるというのもいい稽古になります。

それにしても、有明に行った後で道場へ行ったのでさすがに疲れました。

投稿者 utsuho : 22:55 コメント (0) トラックバック (0) | 居合道

2006年8月 5日

居合道日記 / ひとつ上の業

今日は居合道の稽古でした。
もう梅雨も終わって道場も暑いです。
ちょっと動いただけで汗がだらだらと流れてきます。
手も汗で滑るので、刀を振るのも少々気を使います。

今日の注意事項は一点のみ。
「業の途中で止めないよう心がける」

居合を始めたばかりの頃はひとつひとつの動きを確認するように丁寧に動くようにしていましたが、そこから一歩踏み出して、業の流れを止めないようにと言われました。
今までよりも一段上の業を求められるようになったのは嬉しいのですが、それだけに難しいことですし、一回やそこらの稽古で直るものではありません。

下手をすると焦って抜いてしまうので、却ってまずい業になってしまいます。
今日はそのことばかりに頭がいってしまい、日頃はやらないようなミスをしたりもしました。

業の緩急の具合も変わるし、しばらくは一進一退の状況が続くだろうなあ。
私の業全体に関わることなので、いつも心にとめておいて、焦らずに徐々に治していけたらいいかな。

投稿者 utsuho : 22:08 コメント (0) トラックバック (0) | 居合道

2006年7月 2日

居合道日記 / ちょっとした里帰り

居合道を再開して約半年。ようやくこのまま続けていく意志が固まったこともあって、旅行がてら学生の頃にお世話になった居合道の師範へ挨拶に行ってきました。
もう何年も足を運んおらず無沙汰続きだったのでちょっと緊張しましたが、師範は快く迎えてくれました。

道場の端で見ているだけではつまらないので、刀も持参して稽古に混ぜてもらいました。
久々に見る師範の業は以前とも変わっておらず、素晴らしいものでした。
私の居合の原点はここにあるんだなあと再認識してきました。
いくつか気になっていた点について指導を受けてきたので、今後の稽古に活かしたいものです。

道場で、久々に後輩の業を見ましたが、ずっと稽古を続けていただけあってなかなかのものになっていました。
継続は力なり。私も負けていられません。

今回は師範の道場へ顔を出したため、大学の居合道部の様子を見ることができなかったのが心残りです。
私がいた頃から10年が経った今、どんな様子なのか見てみたかったのだけれど。
まあ、居合道部の方には知っている人が誰もいないので、顔を出すにはちょっと気が引けます。

投稿者 utsuho : 15:12 コメント (0) トラックバック (0) | 居合道

2006年6月24日

居合道日記 / 三日会わざれば……

私の通っている道場にも、ときどき新しい人が入門してきます。
誰もが最初は抜刀や納刀もままならないのですが、皆さん飲みこみが早いですね。

ここのところ私の方がちょっと道場を休んでいたので、久々に見る新人さんが業も覚えて、まがりなりにも剣士に見えるようになっていて、驚かされました。

こちらとしても、うかうかしていられないと気が引き締まります。

投稿者 utsuho : 22:22 コメント (0) トラックバック (0) | 居合道

2006年5月20日

居合道日記 / 立膝

今日の居合道の稽古では、立膝からの業をメインにやりました。
私の習っている英信流では2種類の座り方がありまして、ひとつは正座、もうひとつは立膝という座り方です。
立膝というのは脛当てをつけていて正座ができないような場合の座り方で、言葉であらわすとちょっと伝えにくいのですが、正座と胡座の中間のような座り方になります。

で、実は私はこの座り方が結構苦手なんです……。
どうも左足に体重が乗り過ぎてしまって、稽古をしているとすぐに左足が痛くなってきます。

でも、立膝には「颪」や「瀧落」といった好きな業も多いので、稽古にも身が入ります。

ここのところ立膝の練習をあまりやっていなかったせいか結構課題が見つかり、きつかったけれどいろいろと学ぶところの多い稽古でした。

投稿者 utsuho : 22:04 コメント (0) トラックバック (0) | 居合道

2006年5月14日

居合道日記 / 昇段審査

今日は居合道の昇段審査でした。
昇段審査を受けるのは5年ぶり、しかも北海道連盟から関東連盟へ移籍して初めての審査ということで、始まる前からだいぶ緊張しました。

順番が後の方ということもあって、待っている間には、先に演武をしている人を見ながら感心したり、以前から注意されていた部分を思い返したりしていたのですが、いざ自分の順番が回ってくると、頭の中が真っ白になりますね。
とりあえず、指定業を含む5本の業をやり終えましたが、思い返してみても、間違えずにちゃんとできていたかどうかあやしいものです……。

それでもなんとか審査に合格し、晴れて四段になりました。ふう。
これからは業だけでなく、もっと精神面も鍛えていかないといけないなあ。

投稿者 utsuho : 20:15 コメント (0) トラックバック (0) | 居合道

2006年4月23日

居合道日記 / 多くの業を抜きながら

今日は居合道の稽古でした。
段審査の業だけを練習するのではなく、ひと通りの業を流して行ないました。
これまでに注意されたことを念頭においた練習をしました。

前後切
 ・ 抜刀~正面への斬りつけの際に、やや鞘に引っかかるので、左手の鞘引きと身体をいっぱいにのばすような抜刀を心がける。

四方切
 ・ 腰車がまだ高め、相手の帯の下を斬るよう意識する。
 ・ 腰車から後ろに振り向く際、まだ刀の先が揺れている。左手で引っ張りあげるように振りかぶる。

切先返し
 ・ 一刀目で掻き斬った際、身体は真横に向く。
 ・ 二刀目は右足を戻す力を使って、腰を入れて突く。

追撃刀
 ・ 鞘送りをやや高めに大きく持っていき、切先を前に飛ばすよう心がける。
 ・ 二刀目の上段斬りの時に肩が上がらないようにする。

八重垣
 ・ 二刀目の後の納刀の際、脚を滑らかに引けるよう、重心の位置に気をつける。

受流し
 ・ 血振るいから納刀へ移る際の手の内の返りがぎこちない。要練習。

岩波
 ・ 膝立ちの姿勢をとらずに刀を抜きながら立ち上がる。この時に前のめりにならないこと。
 ・ 指をしっかりと伸ばしながら構え、切先をほとんど相手に見せない。

昨日の自転車で遠出をしたせいか、今日は脚になかなか力が入りませんでした。はは……。

投稿者 utsuho : 21:36 コメント (0) トラックバック (0) | 居合道

2006年4月16日

居合道日記 / 私的指摘メモ

今日も居合の稽古へ行ってきました。
私の業というのはどうもアラが目立つようで、今日もいろいろと指摘を受けました。

 ・ 納刀の際、柄頭が回らないようまっすぐ納める。

……ええと、基本中の基本ですね。
これはもう癖になってしまっているので、毎回意識して直していかないといけません。

 ・ 四方切の腰車は手をいっぱいに下ろして、相手の帯の下を斬る。
 ・ 腰車から後ろに振り向く際、刀が右に回らないように右手の力を抜いて振り向く。

四方切の完成には、まだまだ遠いようです。
はたして段審査までに間に合うのかな……。

 ・横一文字の抜きつけの際、右手が早く動いてしまうので、右手を動かさずに左手の鞘引きで抜くよう気をつける。
 ・横一文字の抜きつけで刃先が流れないようにする。

これも基本ですね。
ちょっと気をつけていかないといけません。

 ・斜刀の最後の袈裟は、二太刀目の逆袈裟よりも大きく斬る。
 ・颪の斬りつけた刀を押さえるとき、左膝を前に引きつけ、刀が下がらないよう気をつける。
 ・岩波で正面を向いたとき、左手の指先はまっすぐに伸ばす。また、刀の切っ先はほとんど前に見せない。

なにも注意されるのは段審査で使う業ばかりではありません。
他の業もしっかりと完成度を高めていかないといけません。

まだまだ、いろいろと至らないところがあるなあ。
なかなか遠い道のりです。

投稿者 utsuho : 19:46 コメント (0) トラックバック (0) | 居合道

2006年4月 8日

居合道日記 / 言葉にするということ

今日は居合道の稽古でした。

昇段審査まであと一ヶ月あまり。
先週あたりから昇段審査に向けた練習を重点的に行なっています。

そろそろ、仕上げに向かう時期ということもあって、細かいところを指摘されることが多いのですが、そういうところは指摘する方もされる方も大変です。
上手く言葉に置き換えられて、その言葉を誤解なく受け取れるようなことならいいのですが、そうではなくて「もっと、こういう感じで」とか説明されても、ちょっと困ってしまいます。
私の方も、先生の型の通りにやっているつもりなんですけどね。

追撃刀の抜刀に相変わらず光が見えてこないのが困ったところ。
昇段審査までに、どこまで仕上げることができるかなあ……。

同じ業を何度も繰り返しやっていたら、肩が筋肉痛です。ははは。

投稿者 utsuho : 22:00 コメント (0) トラックバック (0) | 居合道