2015年2月21日

居合道日記 / 20年の業

大学居合道部の同期がこちらに来ているので、久しぶりに一緒に稽古しました。
彼女は卒業後もたゆまず稽古を続けてきただけあって、いまでは相当の業の持ち主。
やはり、かけた時間は裏切らないな、と思いました。

学生のころに戻ったように、気づいたことを話し合う。
どうしても、自分の癖というのはついてしまうものなので、忌憚無く言ってくれる人というのは
ありがたいものです。

中でも、彼女の四方刀はすばらしかった。
どれだけ自分で考えながら抜いてきたかが垣間見えるような業でした。
あれだけの業を見せられると、私も負けないようにしないとな、と思います。

投稿者 utsuho : 21:37 コメント (0) トラックバック (0) | 居合道

2015年2月 8日

横浜狂言堂

横浜能楽堂で開催された、横浜狂言堂へ行ってきました。
狂言初体験です。

演目は和泉流の「隠狸」と「伊文字」。

「隠狸」は、ご主人様の策略がまわりくどくて、ばかばかしくて。
「伊文字」は「いの字のついた国の名は~」の節回しが面白くて、しばらく頭の中を回っていました。

狂言は初めてだったけど、古典小噺という趣きで、ばかばかしさを堪能してきました。

投稿者 utsuho : 22:19 コメント (0) トラックバック (0) | イベント

2014年11月30日

藤野由佳+吉良知彦ライブ

西荻窪の音や金時で行なわれた、藤野由佳さんと吉良知彦さんのライブへ行ってきました。

自分の好きな音楽の原点であるZABADAKと、情景の浮かぶ音楽を創り出し続ける藤野さん。
私にとってうれしい限りの組み合わせです。

まずは藤野さんの「宵蛍」からスタート。
オオフジツボ、リベラシエロといろいろなユニットで演奏されているこの曲ですが、
ギターとアコーディオンの組み合わせもいいですね。

「Deir Paider」をこの二人の演奏で聴けるのも、幸せです。

第一部の最後の「ザ・ベリーダンサー」。
これは圧巻……。「なんだこの曲」としか思えないような曲でした。
変態音楽好きにはたまらない曲です。

第二部は、リベラシエロの「眼筋の踊り」から。
なんでこんなタイトル……。

Ritaさんのアルバムのために藤野さんが作った「Evergreen」。
藤野さんらしい曲です。

これだけゴリゴリの二人ですが、「Psi-trailing」が来ると、いきなりしっとりとなるのが不思議です。

ZABADAKのアルバム「宇宙のラジオ」に収録された「秋霖」。
藤野さんの得意な、風景の浮かぶ音楽です。

最後は「もっと近くへ」から「遠い音楽」。

アンコールの「イージーゴーイング」から、鳴り止まない拍手で、最後にもう一度「ザ・ベリーダンサー」。
しっかりと弾き上げていきました。

とても熱い吉良さんと藤野さんのがっぷりと組んだ演奏を堪能しました。
楽しかった!!

投稿者 utsuho : 11:58 コメント (0) トラックバック (0) | ライブ

2014年11月24日

「うみねこの夢」演奏オフ・2014秋

「うみねこの夢」コミュの演奏オフでした。
新居昭乃さん、坂本真綾さん、遊佐未森さんなどを好きな方々が集まって、上手い下手関係なく演奏や歌を楽しもうという集まりです。

今回は、武蔵小山のスタジオエルヴールでの開催。
マンションの一室をスタジオにした、面白い会場です。

いや~、なにかと忙しくていつにも増して準備ができなかった……すいません。
いいもん、みんなで遊べる会場を用意するのが自分の仕事だもん、と勝手に主張することにします。

きのさんがノリノリでベース弾いていて格好良かった!!
頼りっきりになってしまってはいけないと思いつつも、やっぱりいてくれて
安心のメガネの人です。
しっかりお父さんですね~、きのさんタミィさんの暖かい家庭が垣間見えました。

まなさんは、恒例の「美しい星」。
少しずつとは思うけれど、しっかり進んでいるのが凄いなあ。

にやちゃんはずっとボーカルのターン、お疲れ様でした。
まなっちとの女性ボーカル陣、隣で聴いていて気持ち良かったです。

あと、それぞれの持っている魔道書の数々(笑)
解読すると音魔法が使えます。

遊佐さんのアルバム「ブーゲンビリア」を持っていないので、「流線」は今回初めて聴いたのですが、
なんですか、アレ(笑)
イントロから頭の中に「?」が飛び交っていました。

ちょっと興味があって見に来たという方々もいて、にぎやかで楽しかったです。
皆さんにも、もし楽しんでもらえたなら、幸いです。

ぜひまた遊びましょう!!

【演奏曲】
Wings of Blue  新居昭乃
トライアングラー  坂本真綾
美しい星     新居昭乃
Gift        坂本真綾
Sophia ~白の惑星    新居昭乃
Keep A Light Burning  KARAK
覚醒都市      新居昭乃
瞳水晶       遊佐未森
小さな魚      谷山浩子
ONE         遊佐未森

【新曲】
月迷風影 有坂美香
流線 遊佐未森
夏色 ゆず

投稿者 utsuho : 22:45 コメント (0) トラックバック (0) | 日常と非日常

2014年11月 9日

新居昭乃ライブ / Rezonance Zone

新居昭乃さんのライブ「Rezonance Zone」へ行ってきました。

今回のライブはFC会員の方が提案したもので、宇都宮にある大谷採石場跡で行うというもの。
地下に広大な空間……、ただでさえ行ってみたい素敵なところなのに、さらにそこで昭乃さんのライブが行われるなんてこれはもう、行くしかないでしょう。

湘南新宿ラインで宇都宮へ。
乗り換えなしで行けるのはありがたいけれど、さすがに遠いですね。
ずっと座りっぱなしで、尻が痛い……。

大谷観光一日きっぷを買って、まずはバスで大谷観音へ行ってみます。

ど~ん。
岩に包まれるような、迫力のある本堂です。
そして本堂の中には岩に彫られた千手観音がおりました。

大谷観音出て、そのまま歩いて大谷資料館へ向かいます。
開場よりも早く行き、中を見学。

地下は広大な空間になっていて空気もひんやりしています。、
そして、見学ルートからは見えないのですが、昭乃さんのリハーサルが聞こえてきます。
もう、これだけでも胸がドキドキしてきました。

一旦外に出て、開場待ち。
もう日も落ちて暗かったので、あまり知り合いに会えなかったのが残念です。

ライブは、アカペラで「エウロパの氷」からスタート。
「メロディ」「Little Wing」と優しい曲が響き渡ります。

予想外だった「Licao do Vent」。
バックの岩肌に映し出された映像が印象的でした。
この作品をテーマ曲として使っていた「風の大陸」、なぜか私の中で洞窟のイメージがあるので、この会場で歌われてうれしい限りです。

「Silent Stream」も、まさに「響き渡る」という表現がふさわしいと思いました。

最後は「Sophia~白の惑星」、そしてアンコールは「虹」。

かなりの防寒装備できたけれど、空気が冷たいせいか徐々に身体が冷えていく感じでした。
でも、決して他の会場では体験できない、ここだけに広げられた昭乃さんの世界でした。

翌日は、「宮サイクルステーション」でロードバイクを借りて、サイクリング。
借りたのはGIANTのDEFY。ヘルメットと裾止めベルトは持参です(ヘルメットはレンタル有り)。

土地勘がないので地図と格闘しながら、ろまんちっく村のそばにあるレストラン「クーリ・ルージュ」へ。

赤い屋根がお洒落なバスク料理のレストランです。

ここの料理がとても美味しくて、はるばる自転車で来た甲斐がありました。
前菜のヒラタケのスープや生春巻き、どれもこれも
さらに、メインで頼んだバスクの家庭料理ピペラードが美味しくて……、はあ、幸せ。
気づいたら2時間も経っていました、贅沢な時間です。

クーリルージュでゆっくり休んで元気を補給したので、森林公園へ向かいます。
ジャパンカップのコースとして有名な自転車乗りのメッカです。

赤川ダムでパチリ。

一人だったらたぶんここまで活動的じゃないだろうな~。
何か心の波長が共鳴して振幅が大きくなっているような気がします。

投稿者 utsuho : 23:09 コメント (0) トラックバック (0) | ライブ

2014年10月26日

ツール・ド・フランス さいたまクリテリウム2014

さいたま新都心で行われた、ツール・ド・フランス さいたまクリテリウムへ行ってきました。

ロードレースの最高峰であるツール・ド・フランスの名を冠したこのレース、その名の通りニバリ、マイカ、サガン、フルーム、キッテルといった、今年のツールで熱い走りを見せてくれた錚々たるメンバーが参加しています。

同時開催しているさいたまるしぇとサイクルフェスタをぶらついた後、観戦準備。
まずは、コクーン前のヘアピン近くに行ってみました。
ちょうどポイントレース1の時間だったので、
アンダーパスから上がってくるところや、ヘアピンカーブなど、シャンゼリゼを彷彿とさせます。

ここでポイントレースを見た後、場所を移動してちょうど反対側、ラスト1kmのゲートの先で本戦を観戦しました。

レースは序盤からマイヨジョーヌのニバリ、マイヨグランペールのマイカを含む小集団が逃げる展開。
……って、生で見るのは初めてなのですが、すごい速度で駆け抜けていく!!
実際は、「先頭誰だった!? 黄色っぽいけどマイヨジョーヌ!? あ、追走はフィンランドチャンピオンだ」って感じで、目の前を通り過ぎるのは一瞬の出来事です。

それでもわいわい騒いでいたら、隣で見ていた初老の夫婦に「知っている選手がいるんですか?」と話しかけられました。
ちょっと話してみると、自転車ロードレースは何も知らないけれど、近くで何かやっているから散歩がてら見に来たようで、これだけの人手に驚いていました。

レースは序盤はニバリの大逃げ、ラスト一周では別府と新城の日本人コンビによる逃げと、引きつける展開を見せながら、最後はサガン、クリストフ、キッテルによるスプリント!!
熱い勝負を制したのは、やはりキッテル、最強スプリンターさすがです。

写真撮るの難しいな~。

追走するジャイアントトレイン!
キッテルでかいな~。

大会はちょっと商業主義過ぎると思わないこともないのですが、ロードレースというマイナースポーツに光を当てる意味では、こういうあざとさも重要なのかな。
ともあれ、テレビの中でしか見たことのない選手が目の前を走っているのを見られて、感動のひとときでした。

投稿者 utsuho : 17:03 コメント (0) トラックバック (0) | ロードレース

2014年10月19日

Blueberry&Yogurt+藤野由佳 / 螺子巻く夜の記憶

Blueberry&Yogurt+藤野由佳の「螺子巻く夜の記憶」を聴いています。
スチームパンクの世界をイメージしたコンセプトアルバムだそうです。

「evergreen」、オオフジツボとリタさんがガッツリと組んだ曲、いい組み合わせです。

「機械人形の見た夢」、サビがすごい!!
7拍子でたたみかけてくる曲は藤野さんの真骨頂。
またアレンジも素晴らしいです。

リタさんの陰のある歌声は、こういう世界に合ってますね。

さらに望むなら、ぜんまいとか歯車とか、いかにもスチームパンク的な単語を使わずに表現してもらいたかったけど……、それは高望みかなあ。

投稿者 utsuho : 18:58 コメント (0) トラックバック (0) | 音楽

2014年10月13日

彫金日記 / ピアス "印象"

新居昭乃さんのFCイベントに出展するにあたって、イベントタイトルが「二千十四年蒼玉説」だったので、それならばサファイアを使った作品を入れたいと思い立って作りました。

そこで思い浮かんだのが、「印象」に歌われている「サファイアのピアス」。
ゆらゆらと揺れるように石をつるし、円環のイメージを重ね合わせました。

デザインとしては歌のイメージに寄り添えたと思っているのですが、動きのあるデザインにしてしまったために、仕上げが全然上手くいかなくて本当に苦労しました。
アップで見ると仕上げの荒さが目に付きますね……恥ずかしい。

手順を上手く組み立てればよかったな~、と後悔。
それでも昭乃さんや昭乃さんファンの皆様に見てもらえたのがうれしいです。

投稿者 utsuho : 17:37 コメント (0) トラックバック (0) | 彫金

2014年10月 5日

彫金日記 / ペンダントヘッド "鉱石ラジオ"

新居昭乃さんの歌「鉱石ラジオ」を題材にしてペンダントヘッドを作りました。

上段は手巻きのコイルと音楽、下段はアンテナという2段に分けたデザインです。
ライブの時にバックに流れている空駆ける五線譜のイメージが好きで、ぜひとも入れたかったのですが、ト音記号を切り抜くのが大変でした……。

石は鉱石ラジオに使われる石でもあるジンカイトを使用。
硬度が低く、アクセサリには向かない石だけれど、だからこそ自分で作る意味があるのかな。

作っている間は、ずっと「鉱石ラジオ」の曲がアタマの中で流れていて、次々とアイデアが浮かんでは消え浮かんでは消え、という感じでした。
上手く落とし込むのはなかなか大変だし、細かくて仕上げはとても苦労したけれど、楽しんで作れた作品です。

投稿者 utsuho : 15:56 コメント (0) トラックバック (0) | 彫金

2014年9月23日

彫金日記 / ペンダントヘッド "Wings of Blue"

ベニトアイトを使ったペンダントヘッドを作りました。

「楕円とか雫型が好き」というリクエストから、曲線を主体にした
シンプルな形でいろいろと組み合わせて、できあがってみると
このような形になりました。

すっと抜けていくような蒼色の石をつけた瞬間に、新居昭乃さんの曲
「Wings of Blue」のさわやかに駆け抜けるイメージとつながりました。

投稿者 utsuho : 12:24 コメント (0) トラックバック (0) | 彫金