2023年12月17日

新居昭乃ライブ2023 / オリオンの庭

渋谷の Pleasure Pleasureで行われた、新居昭乃さんのライブ「オリオンの庭」へ行ってきました。
毎年恒例の年末ライブです、昭乃さんがどんな冬の空を描き出すのか、楽しみでした。

ライブ一番目の曲が題名わからなかったのですが、2曲目でなんと「Licao do vent」!!
まさか、この曲が来るとは。

他にも、舞い上がる雪の映像やChieさんのコーラスがとてもきれいな「凍る砂」から、これまた聴けるとは思っていなかった「炎のラクリマ」。
私が新居昭乃さんの歌声に出会ったのは、ちょうどライトノベル黎明期の「風の大陸」と「ロードス島戦記」。
あの頃のいろんなことも思い起こさせる選曲で、心がたかぶります。

そして、引き込まれるような「Campos Neutros」、「時の歌」......。

「dream, dream」でほっと一息ついたのもつかの間、クライマックスは「金の波、千の波」、「WANNA BE AN ANGEL」

終わってみれば、私が昭乃さんの歌声に出会って撃ち抜かれたころの曲ばかり。
自分の若かった頃に感じた想いと、ここまで年月を経てきたことの想いと、時の流れを感じるとても幸せな時間でした。

投稿者 utsuho : 22:20 コメント (0) トラックバック (0) | ライブ

2023年7月23日

再始動

なかなか話題にしたいようなこともないとはいえ、一度書かなくなってしまうと、全然書かなくなってしまうな。
誰が見ているわけでもないBlogなので、いつ辞めようが自分の勝手なのだけれど、さりとて、このまま閉じてしまうのもしのびない。

このBlogを始めた時の、「文を書く」という初心に戻ってまた始めてみようか。

投稿者 utsuho : 23:27 コメント (0) トラックバック (0) | 日常と非日常

2022年1月 1日

新年のごあいさつ

新年明けましておめでとうございます。
結局、昨年もあまり更新はできなかったところ。今年はどうなることやら。
「文章を書く」ことと向き合うために始めたこのBlogだけど、SNSの手軽さに流れてしまっていたのは確かなこと。
一度初心に戻って「好きなことを好きって言う」ことができるといいな。

投稿者 utsuho : 20:56 コメント (0) トラックバック (0) | 日常と非日常

2021年12月25日

新居昭乃ライブ2021 / Silent Choir

やっぱり、せっかくBlogを作ってきたことだし、こまめに記録を残していきたいと思い直し、久しぶりのライブレポートです。
新橋のニッショーホールで行われた、新居昭乃さんのライブ「Silent Choir」へ行ってきました。

「オーロラ」から始まり「星の雨」。キラキラと光が舞います。
そして「Neverland」は聴くたびに好きになっていく気がします。

銀夏さんの歌「Lives」は初めて聴く曲、オシャレな曲調で「保刈さんの曲なのかな」と思ったのですが、はまたけしさんの曲とのことでした。
今回凄かったのは、まーくんのバイオリンに乗せた「Little Wing」。
新曲「Plastic Forest」はとても神秘的で沈み込んでいくような気持ちになりました。
そして、ストーリー仕立ての「金の糸の話」。歌詞もちゃんと知りたいし、昭乃さんの紡ぐ世界をもっと知りたいです。

今回は結城貴弘さんのチェロが入っているのですが、「dream,dream」での結城さんのチェロも良かった。
昭乃さんのサポートメンバーは、皆さん楽しそうに演奏しているので、聴いていて気持ちよいです。

最後はこれまた新曲の「薔薇の名前」から、「Haleakala」「WANNA BE AN ANGEL」。昭乃さんの歌声は天から降る声です、本当に。
アンコールは、昭乃さんがアカペラで歌い上げる「虹」。

初めて聴く曲が多くて新鮮で、どの曲もキラキラ輝いていて、暖かい雪に包まれるようなライブでした。

投稿者 utsuho : 22:54 コメント (0) トラックバック (0) | ライブ,音楽

2021年10月25日

心筋梗塞のこと

 長らく放っておいたこのBlog、久しぶりの投稿がこんなことになろうとは...。

 9月11日の昼頃、急性心筋梗塞を起こして救急搬送、そのまま3週間の入院でした。
 急に両手がふるえ始めて、次いで胸の重苦しい痛み。なんだこりゃと思って30分ほど座って様子をみていたけれど、一向におさまる気配なし。
 一人で出かけていたところだったので一旦家に帰るか迷ったけれど、1時間ほどかけて帰宅するのもしんどい感じ。かといって、道ばたで救急車を呼ぶのもちょっとためらわれる。スマホで近辺を調べて見たところ、ちょうど近くにある内科が土曜日も開いていたので駆け込んで診てもらう。
 血管を拡げる薬を処方してもらうも一向に痛みが治まらないため、そこから救急車を呼んでもらって搬送。緊急手術から入院という流れになりました。

 手術が終わったのは16時くらいだったのかな、割と早く終わったと思うけれど、先生から言われたのは「血管の根元の方で詰まっていたため、かなり大きな範囲で心臓が壊死しています」とのことでした。
 入院中も足腰は大丈夫だし、すぐに息が上がるといった表面的な不調はほとんどなかったのだけれど、血液検査の結果は芳しくないようで、ずっと点滴につながれている感じでした。
 最初はトイレに行くことも許されず、カテーテルで排尿。数日経って自分で動けるようになったと言っても、広くない病棟のフロア内のみという不自由さ。やることがないので、結局ほとんどをベッドの上で過ごしていました。

 長くて不自由な入院生活が終わり、2週間の自宅療養を経て社会復帰までたどり着きました。
 自分の身体がこんな爆弾を持っていたのが驚きだよ。そして、これがワクチン2回目接種の4日後というあたりがなあ...、色々考えてしまう。

 一生の服薬を始めとして今後は不自由なことも多くなるし、心臓のダメージがどういう形で表面化してくるか怖いところはあるけれど、ともあれ、まだ小さい子供を悲しませないで済んでよかったと、それだけが大きいよ。
 

投稿者 utsuho : 21:51 コメント (0) トラックバック (0) |

2020年1月 1日

新年のごあいさつ

新年明けましておめでとうございます。
昨年は全然更新ができず、開店休業状態が続いていました。
羊毛フェルトに手を出したり、囲碁に打ち込んでみたり、いろいろとやってはいるのだけれど、なかなかBlogの更新までたどりつけず...。

今年はなるべく定期的にアップしていけたらいいなと思っていますので、もしよろしければお付き合いのほどをお願いいたします。

投稿者 utsuho : 22:32 コメント (0) トラックバック (0) |

2019年4月20日

誕生日に寄せて

このたび、43歳を迎えることになりました。
あまり区切りではない年齢だけれど、敬愛する河井英里さんが亡くなった歳に追いついてしまったことを考えると、思うところはいろいろありますね。
英里さんが病気と闘いながら迎えたこの歳、自分としてはもっと厳しくいかないといけないかなと思いつつも日々に流されているだけというところです。

なかなか更新の進まないこのBlogのこともそうだけれど、いろいろと溜め込んでいるものをどうにか出していかないといけないという思いは常に持っています。
このBlogを始めた頃にはあまり考えていなかったけれど、時間は有限だということを最近は特に意識します。

さて限りある時間でこれからをどのようにやっていこうか......。
あ、なんか店じまいみたいな書き方ですけれど、まだ続けていきますよ。

投稿者 utsuho : 22:48 コメント (0) トラックバック (0) | 日常と非日常

2019年2月 9日

うみねこの夢 2019・冬

「うみねこの夢」コミュの演奏オフでした。
ZABADAK、新居昭乃さん、遊佐未森さん、河井英里さんなどの音楽を好きな人達で集まって、上手い下手関係なく演奏や歌を楽しもうという集まりです。

前日の天気予報によると、翌日は寒波到来による雪予報...。
主催者にとってこういうのってかなり困りものなんですよね。キャンセル料とかの問題もあるし...。

と思っていたら、まなさんからも問い合わせあり。
コミュで意見うかがいをしたところ、直前にもかかわらず方針をさらりと決めてくれたので、本当に助かりました。

当日。かなりの冷え込みだけれど、まだ雪はそこまでひどくなっていない感じ。
西小山では、先についていた方々がなにやら紙コップを抱えている。
駅前でイベントをやっていて、甘酒を配っているとのこと。
ええ、私もいそいそともらいに行きました。あたたまる〜♪

今回の会場であるスタジオエルヴール、ちょっとご無沙汰でした。
なかなかいいところではあるんだけど、位置的な問題がね...。

ココアのサビのハモりがすごくいい! とか
シャリオンでのすごい重厚なイントロからの疾走感とか。
こばひっさんの演奏は予想外の角度から切れ込んでくるようで、なんかドキドキするね。
自分は相変わらずの迷子の子でしたが、そこはまあいいや(よくない)。

毎度のことだけれど、まなっちが毎回課題をこなしていくのが、えらいな〜と感心しています。
本人は謙遜してるけど、ちゃんと最後までたどり着いてるし。
そして、我々を聴かせる相手に選んでくれてるっていうのも、嬉しいんだよ。

あと、Keep A Light Burningでのにやちゃんとのダブルパーカス、楽しゅうございました。

人数少なめだったので、もっとゆったりお茶会進行になるかな〜とか思っていたけど、全然そんなことなくて。
結局、弾き倒した4時間でした。

そして帰り道。結局雪はつもるほどには降らなかった模様。
にやちゃんに引かれるように入ったお菓子屋さんで思い思いに買い物。
お土産に持って帰って食べてみたら、なかなかの美味しさでした。
すぐに買いに来られないのがつらいところだな〜。

みなさん、楽しい時間をありがとうございました!
また遊びましょう。

<既存曲>
遊佐未森 ココア
     ONE
坂本真綾 奇跡の海
     ポケットを空にして
新居昭乃 花かんむり
     WANNA BE AN ANGEL
     ターミナル
河井英里 シャリオン
KARAK Keep A Light Burning
谷山浩子 小さな魚

<新曲>
新居昭乃 降るプラチナ
jungle smile 抱きしめたい
坂本真綾 プラチナ

投稿者 utsuho : 21:02 コメント (0) トラックバック (0) | イベント

2018年12月30日

新居昭乃ライブ2018 / Electric Sheep

有楽町のヒューリックホール東京で行われた、新居昭乃さんのライブ「Electric Sheep」へ行ってきました。
ライブタイトルはもちろん、かのSFの名作「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」からとられたもので、今回のテーマは「アンドロイドが見る夢」とのこと。
昭乃さんのSF性が大好き私としては、このライブタイトル聞いただけで期待が振り切れます。

会場のヒューリックホール東京は初めて行きましたが、シートがとても座り心地がよくて落ち着いて聴ける会場でした。

ライブはステージ上に昭乃さんはじめメンバーがダウンロードされる演出から、「Welcome to Riskcaution Corporation」で開幕。
薄くかかった紗幕に歌詞が浮かび上がる演出が素敵でした。

アレンジがまったく違った「羽よ背中に」、元の曲も素晴らしいのだけれど、こうやってガラリと色を変えてくるところに凄みがあります。
震えがくるほどギリギリを攻めきってくる昭乃さんのライブ、久しぶりの気がします。

そして、そこからの「風の羽」。ファンタジー色の強いこの曲が来るのはちょっと意外でした。
この曲の流れるようなメロディが好きなので、嬉しい選曲です。

SF的ではあるけれど、悲しい現実を歌った「Our Children's Rain Song」、厳しさも昭乃さんの曲の一面です。

「風の羽」をやったので来ないかと思っていた「奇跡の海」も聴けました。
坂本真綾さんの名曲ですが、昭乃さんが歌うと真綾さんとはまた違った芯の強さが感じられます。

独特の浮遊感を持つ「Tyrel」から、「バニラ」「VOICES」という流れも、夢のひとときのようでした。

「降るプラチナ」のアレンジも、これまでと全く違って意表を突かれたのですが、その後に流れてきたリズミカルなイントロに、「お、このリズムは「Reve」だ」と思ったら、まさかの「花かんむり」!
こんなアレンジの花かんむりが聴けるとは、本当にビックリしました。
そして、「降るプラチナ」「花かんむり」の演奏でノリノリで跳び回る魚さんの姿と言ったら!
重力を感じさせないような浮遊感でした。

夢のひとときはあっという間に過ぎ、最後は「WANNA BE AN ANGEL」。

アンコールで、このライブの新曲「羊の夢」と、いつもの昭乃さんからのプレゼント「虹」。
本当に、昭乃さんという膨大な世界を内に持ったアンドロイドがいて、その夢の中に吸い込まれたようなライブでした。

願わくば、もう一度と言わず何度でもこの夢を見られるよう、外部記録へのバックアップを......。

投稿者 utsuho : 23:46 コメント (0) トラックバック (0) | ライブ,音楽

2018年5月 4日

うみねこの夢 2018・春

ZABADAK、新居昭乃さん、遊佐未森さん、河井英里さんなどの音楽を好きな人達で集まって、上手い下手関係なく演奏や歌を楽しもうという集まり「うみねこの夢」演奏オフを開催しました。

今回、ザバうた友の会のTOPPYさんが参加する予定でしたが、体調不良とのことで急遽キャンセル、残念。

会場は門前仲町のシンフォニーサロン。こちらもゆるい我々に対抗するかのようにかなりゆるい施設です。
今回はレンタルしたPAの電源ケーブルがなかったり、エアコンの電池が切れていたり(笑)

「Keep A Light Burning」でポコポコした太鼓を叩きたいと、前日に思いついてしまったので、フレームドラムっぽい何かを持参。
これ、音が上手く制御できなくてなかなか使いどころが難しかったんだけど、そこそこ雰囲気(だけは)出たかな〜。

河井英里さんの「Edes Lany」、本当に大好きなのです。
(なんか、毎回言っている気もする)
すみっこの方でみんなの演奏しているのを聴いていたいくらい(笑)

「凍る砂」はロードス島じゃなくて風の大陸のしかもドラマCDの挿入歌です。
昭乃さんとの出会いは「風の大陸」を通してのこの曲なので、即答もしますとも!
...25年以上も前のことなのね。

新曲リクエストがかなり多くてどうなることかと思ったけど、ちょっと早めに確定させたこともあって、まあまあなんとかなった...のかな?

そして、ここ最近増しているお茶会感(笑)
さらにまったりとゆるゆるを突き進んで、どこへたどり着くのだろう。
とは言え、なんだかんだと演奏もガッツリやって、いつもより曲数も多いくらいだったのだけど。

毎回のことだけれど、自分の好きな大切な音楽を一緒に遊ぶことができる人がまわりにいるって、本当に恵まれたことだなと思います。
みなさん、どうもありがとうございました & また一緒にあそびましょう。

【新曲】
遊佐未森 Silent Bells
遊佐未森 街角
ZABADAK  光の人
ZABADAK  夢を見る方法
ZABADAK  小さい宇宙

【既存曲】
ZABADAK   harvest rain
坂本真綾  Gift
KARAK    Keep A Light Burning  
新居昭乃  一切へ
河井英里  Edes Lany   
坂本真綾  ポケットを空にして 
新居昭乃  羽よ背中に
新居昭乃  凍る砂
遊佐未森  夏草の線路
新居昭乃  OMATSURI
新居昭乃  New World
新居昭乃  砂の岸辺

投稿者 utsuho : 23:54 コメント (0) トラックバック (0) | 日常と非日常