2016年3月26日

新居昭乃ライブツアー2016 / Little Piano Tour 住吉神社能楽殿

今年は、新居昭乃さんのデビュー30周年ということで、Little Piano Tourも例年より多くの会場をまわっています。
どこの会場も昭乃さんの歌声と合いそうな魅力的な会場なのですが、中でも博多公演は筑前国一之宮住吉神社の能楽殿で行われるということで、他とは違った昭乃さんの魅力に出会えそうなので、行くことに決めました。

まずは、住吉神社へお参り。
住吉神社は、すっと澄んだ空気が満ちている神社でした。

能楽殿は、木造で質素なつくり。
雨風を避けるために室内になっているものの、能の魅力を引き出せるよう極限まで屋外での鑑賞に近づけているようでした。

ライブは「Adesso e Fortuna」からスタート。
洋の東西の違いはあれど、さながら吟遊詩人の歌のような中世的な趣は、この会場の雰囲気によく合います。
昭乃さんは少し緊張していたのでしょうか、歌詞の間違いが多かったのがちょっと残念でした。

昭乃さんのお母さんは博多在住とのことで、今回の会場にいらしていました。
「ロゼ・ルージュ」は、昭乃さんのお母さんのお気に入りの曲だそうです。

続いての「Reincarnation」、昭乃さん一人だけのステージなのに、重層的な歌声に包まれているようでした。
ここらへんから、昭乃さんの調子が出てきました。
それにしても、Goddess in the Morningの再臨、ないかなぁ...。

今回のLittle Piano Tour、各公演でアルバム1枚をまるごと演奏しているのだそうです。
ここでは、「そらの庭」の演奏でした。
「あれ? そらの庭......で合ってましたっけ?」と言う昭乃さん、かわいいなあ。

なかなか聴けない「仔猫の心臓」も、演奏されました。
救いのない歌で好き嫌いわかれるところではあるのですが、こういうところに切り込んでいく歌詞は、昭乃さんの本領でもあります。

このアルバムには好きな曲も多いので、嬉しい限りです。
その中でも、なんといっても、この会場で聴く「OMATSURI」です!!
折りしも時は黄昏時、しんしんと降りてくる冷気を感じながら聴くこの曲は、ここでしか体験できない素晴らしいもので、博多まで来た甲斐がありました!

フランスによる核実験のニュースを聞いて書いたという「アトムの光」。
この歌詞のどこまでも透き通った鋭さと、張り詰めた歌声に、気づいたら涙を流していました。

童話に出てくるような、暗い森をイメージさせる「妖精の死」。
昭乃さんがどういう歌を歌いたいかと考えたときに、こういうダークなファンタジーを歌いたいと描いた曲で、九州から上京してきた寺嶋民哉さんのところへ通うようにして作った曲だそうです。

アルバム一枚を通しての演奏、最後は「Little Edie」を歌い上げて終了。
アンコールに「虹色の惑星」、そして最後は昭乃さんから「虹」をいただきました。

昭乃さんは一度デビューしたものの商業的な音楽になじめず、自身の活動としては10年ほど間があいています。
「そらの庭」は、そうした殻をやぶって、昭乃さんの描きたかった世界を表現した初めてのアルバムとも言えます。
今回のライブでは、昭乃さんのそうした想いを話してくれました。
今では「幻想系の始祖」なんて呼ばれることもあるそうですが、それまでどこにもなかった音楽で支持を得るようになるには、相当な道を切り拓いてきたことと思われます。
昭乃さんはそうした経験をもって、「迷うことがあったら、自分に光が差してくる方に向かうといいよ」と言ってくれたのが、心に残りました。

懐かしい歌を聴きながら、渋谷のEgg-Manでのライブからベストアルバム「空の森」のリリース、そして待望の新作「そらの庭」発売といった頃の、必死で追いかけていた時のことを思い出していました。

昭乃さんの音楽に出会えたこと、ここまで聴き続けてこられたこと、そしてこれから先に昭乃さんが見せてくれる世界のすべてに感謝です。

投稿者 utsuho : 23:36 コメント (0) トラックバック (0) | ライブ

2016年3月21日

ZABADAKライブ / 30周年記念演奏會 第弐夜

ZABADAK30周年記念演奏會 第弐夜。
とてつもない熱量が渦巻くような、なんとしても書き留めたい、と思うライブでした。
記憶違いのところも多々あるかと思いますが、それはご容赦ください。

連休を独りで出歩きっぱなしというのもいかがなものかと思い、当初は第壱夜のみ参加する予定でした。
ところが、前日の第壱夜がとてもとても良すぎて、「これは第弐夜も聴かないと後悔する」との思いで急遽当日券を取ることにしました。
当日券、あってよかった!

立ち見ゾーンは舞台に向かって右手後方。
ここからなら藤井珠緒さんがよく見える!と思ったら、第弐夜に珠緒さんはいなかったのでした、残念...。

まずは、吉良さんと小峰さんの二人きりで登場。
記念すべき30周年の第弐夜は「光の庭で」から幕を開けました。

ここで斎藤ネコカルテットが舞台に上がり、吉良さんと小峰さんはいったん舞台を降ります。
ネコさんが恥ずかしそうに「前座ですから...」とつぶやいた後、始まったのが「桜」。
この、心のざわつく季節に、あの「桜」ですよ。

弦の響きに心奪われるような「桜」が終わった後、再び吉良さん、小峰さんが登場。
「光の庭で」「マーブルスカイ」と続いた後、なんとここで「EASY GOING」!
ライブ終盤の定番曲がこんなに早く登場するとは、思ってもいませんでした。

演奏後、ネコさん達はNHKの仕事へと戻っていきました、とさ。
なにか、いろいろとおかしいですね。


第二部は日比谷カタンさんの登場。
張り出しステージにスポットライトが当たります。
そういえば10年前にここで行われた上野洋子さんのソロでは、あそこで暗黒舞踏が行われたな...、あの張り出しはキワモノ専用ステージなのか...。

なんて考えているところに始まったのは「遠い音楽」。
と思いきや、早送りのように歌詞が曲がワープしていく。

ナンナンダ、コレハ!?

これは、あれだ。「大人が本気で遊んでいる」ってヤツですね。
あふれ出るZABADAKへの愛と、次々と繰り出される超絶技巧で笑いが止まりませんでした。


15分を超えるノンストップ抱腹絶倒のカタンステージが終わったあと、いよいよ第三部!
というところで、あわただしく向島ゆり子さんがステージに出てきて「システムトラブルがあったので、いったん休憩にします」とのこと。

20分くらい経過したでしょうか...、ようやく照明が落ちてメンバーが登場。
ところが、どこか様子がおかしい、というか、肝心の吉良さんが出てこない。
小峰さんの口から、吉良さんが体調を崩して病院へ向かったことが告げられます。
「このようなことになってしまい、申し訳ありません」「この埋め合わせは必ずします」という言葉を聞いて、今日のライブはここで終わりだと思いました。
ただ、小峰さんは続けます。
「これだけのメンバーが集まったことだし...」と。
「どこまで行けるかわからないけれど、やれるところまでやりましょう!」と。


大きな不安を抱えながらも、第三部が始まりました。
ケレン味たっぷりの衣装をまとった伊藤ヨタロウさんが全身で「Peculare Night」を表現します。
この人、いったい幾つなんだ?

曲の前にメンバーが簡単に打ち合わせをして、それぞれの担当を確認しあっていたものの、そこから表現される音は、まったく違和感のないものでした。
超絶技巧を誇るメンバーが、さらにしっかり曲を理解しているからこその芸当でしょう。

清浦夏実さんが歌うのは、もちろん「旅の途中」。
やっぱり、ここで吉良さんがいないというのはとても悲しいことでした。
大きな世界の広がりを感じさせる曲だけに、一番、吉良さんの不在が大きかった曲だったかな。
思えば、清浦さんはこのステージで唯一「普通のアーティスト」だった気がします。

続いて、Darieさんこと濱田理恵さんは煌びやかなサリーで登場。
Darieさんバージョンは、とても婀娜っぽくて人間臭さのある「Deir Paider」でした。

種ともこさんも今年が30周年ということで、新居昭乃さん、ZABADAKと30周年の同期だそうです。
昭乃さんにも声をかけたけれど、この日は自身のライブがあるため来られなかったとのこと。
いや、このメンバーの中に昭乃さんもいたらと思うと鼻血出ますがな(笑)

誰のときだったかな、ゲストの方に「30周年おめでとう!」と言われて、小峰さんが一瞬「いや、私は...」と言いよどんだ後、「ありがとう!」と応えていたのが印象的でした。
ZABADAKには途中から参加した小峰さんだけれど、「ZABADAKとして」この場に立ってお祝いを受けるべきだと決めたのでしょう。

「妖精のような」種さんの次は、「妖怪のような」いでたちの白崎映美さんの登場。
いや、山姥かな。
コブシの効いた「はじめてうたったうた」を披露してくれました。

杉林恭男さんは「Hervest Rain」を歌いたい!と希望したところ、重役会議(笑)で却下されてしまったそうです。
そこで、杉林さんはデモテープを送りつけて、「こういう風にやりたい!」とアピールして、重役会議を通したのだそうです。
吉良さんのコーラスパートは小峰さんが代役。「やったことないけど」と言いつつ覚悟を決める小峰さんの漢ぶりが頼もしかったです。
その、杉林さん渾身の「Hervest Rain」。
電子音と尺八と。
ロック調、というのでしょうか(上手い言葉をしらないけれど...)、明らかに原曲とは解釈が違うのだけれど、確かに豊穣の雨の歌でした。

原マスミさんは、向島ゆり子さんの方に振り向いて「ゆり子、適当に音つけて」と言うと、やおら「注文の多い料理店・序」の朗読を始めます。
いや、朗読ではないですね。
まるで語り手が自分の言葉で語っているようでした。
その言葉がたまたま「注文の多い料理店・序」とまったく一致しただけだったということです。

まだまだ大きな難問が立ちはだかります。
次の曲は吉良さんが弾く予定だったため、メンバーの誰も譜面を持っておらずコードがわからないということ。
「しょうがない、アカペラで...」という声も聞こえる中、今度は難波さんから驚きの言葉が出てきます。
「業務連絡。お客さんの中に「小さい宇宙」のコード譜をお持ちの方はおりませんでしょうか」
おいおいおい...と誰もが思う中、しばらくすると客席からステージへタブレットが渡されます。
逆の意味で、おいおいおい...と。
「ZABADAKはファンの育て方を間違った」と言った難波さんだからこそ、ファンのことをよく理解してあの言葉が出てきたんでしょうね。
問いかけられたとき、私も、「6対4くらいの確率で誰か持っているだろうな」と思いました(笑)

ステージ上の皆さんで、顔を突き合わせてタブレットを確認。
その様子はまるでうみねこの皆さんみたいでした。

そして、種さんがキーボードを担当して原さんの「小さい宇宙」が始まります。
少しずつ音が重なっていくようで、静謐で、優しい歌でした。

終わりもみえてくるころ、Darieさんのリコーダーと、小峰さんのアンデスから始まった「二月の丘」。
そして、「五つの橋はカタンさんが弾ける!」ということで、満場のカタンコールに迎えられて、再び日比谷カタンさんの登場。
このライブは、カタンさんのZABADAK愛に支えられたところが大きかったですね。
もちろん、満場の合唱です。

この素晴らしいライブの最後は「相馬二遍返し」。
ライブで聴くとムチャクチャ格好いい曲!!
躍動する小峰さんが神々しいまでに素敵でした。
あいにく聴き込んでいなかったので、合いの手で入れず...後悔。
この最高の熱量の渦に一緒に入りたかったよ...。

吉良さん不在の中で、メンバーを信頼しきってライブ続行を決意した小峰さん、小峰さんの信頼にたがわぬ力量を見せつけたメンバーの皆さんによって、ライブは成し遂げられました。
最後には、涙ぐむ小峰さんの口から、吉良さんに大事無いことを告げられて、幕を閉じました。

ZABADAKがこれまで築き上げてきた世界の重厚さで圧倒するような、間違いなくずっと語り継がれるステージでした。
のめりこむように、全身を耳にして音を感じ取って、終わった後も気の抜けたようで興奮しているような不思議な感覚がずっとしていました。

吉良さんにはゆっくり休んでいただいて、快復されることをお祈りいたします。

吉良さんの体調が戻ったら、きっと、小峰さんの「この埋め合わせは必ずします!」という言葉が果たされると思います。
いまから断言してしまいますが、そのライブはZABADAKの最高峰ですよ!

==========
ZABADAK Officialより セットリスト
1. 遠い音楽 / 吉良知彦(Gt.,Vo.)・小峰公子(Cho)
2. 桜 / 斎藤ネコカルテット[斎藤ネコ(1st.Violin)、グレート栄田(2nd.Violin)、山田雄司(Viola)、藤森亮一(Cello)
3. 眠れない夜のうた / 斎藤ネコカルテット・小峰公子(Vo.)
4. 光の庭で / 斎藤ネコカルテット・小峰公子(Vo.)・吉良知彦(Cho)
5. マーブルスカイ / 斎藤ネコカルテット・吉良知彦(Gt.,Vo.)・小峰公子(Cho)
6. EASY GOING / 斎藤ネコカルテット・吉良知彦(Gt.,Vo.)・小峰公子(Cho,tamb)


【第二部】日比谷カタン コーナー

7. 「ZABADAK」メドレー / 日比谷カタン(Gt.,Vo.)
遠い音楽, EASY GOING, ブランシェ, Deir Paidir, 満ち潮の夜, Around The Secret, 星狩り, 美チャンス~妖しい輪舞, Psi-trailing, 遠い旅の記憶, POLAND, オハイオ殺人事件, 水の踊り, 桜, 二月の丘, 旅の途中, Harvest Rain, Wonderful Life, わにのゆめ, 夢を見る方法, ガラスの森, 五つの橋(約15分ノンストップメドレー・全22曲)


【第三部】ZABADAK+Guest Vocals

ZABADAK:小峰公子(Vo.Acc.)、難波弘之(Key.)、楠均(Dr.)、吉田誠(B.)、向島ゆり子(Vln.)、鬼怒無月(Gt.)、伏見蛍(Gt.)
8. Peculiar Night / 伊藤ヨタロウ(Vo.)
9. 旅の途中 / 清浦夏実(Vo.)
10. Deir Paidir / 濵田理恵(Vo.,鍵盤ハーモニカ)
11. かえりみち / 種ともこ(Vo.)
12. はじめてうたったうた / 白崎映美(Vo.)
13. Harvest Rain / 杉林恭雄(Vo.尺八)
14. プロロオグ~宮沢賢治『注文の多い料理店』序.~小さい宇宙 / 原マスミ(朗読,Vo.)、種ともこ(Key.)、日比谷カタン(Gt.)
15. 二月の丘 / 濵田理恵(リコーダー,Cho.)、小峰公子(Vo.)
16. 五つの橋 / 日比谷カタン(Vo.,Gt.) 
17. 相馬二遍返し / 杉林恭雄(尺八)、小峰公子(Vo.)

投稿者 utsuho : 23:47 コメント (0) トラックバック (0) | ライブ

2016年2月13日

居合道日記 / 自撮り稽古

連盟からは離れてましたが、居合から離れたわけではなく、自分の業を追い求めるための時間と思って過ごしています。
一人の稽古とはいえ、これまでとは違ったいろいろな発見があって、やはり居合は奥が深いなあ、と感心してしまいます。

自分の業がどう見えるのかということを改めて見直したくて、自撮り稽古を導入しました。

八重垣


居合道を通してこのBlogを見てくださった方々へ、これが今の私の業です。
やっぱり動きが粗いな~、丁寧に直してこなかったツケかな。

人を指導するように自分の業を見る...、なかなか楽しいです。

投稿者 utsuho : 17:30 コメント (0) トラックバック (0) | 居合道

2016年1月 6日

新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

記事の更新頻度も減ってしまっているので、ここらで盛り返していきたいですが
どうなることか...。

投稿者 utsuho : 22:53 コメント (0) トラックバック (0) | 日常と非日常

2015年12月27日

新居昭乃ライブ / Floria~冬の庭園~

日本橋三井ホールで行なわれた、新居昭乃さんのライブ「Floria~冬の庭園~」へ行ってきました。
12月26日、27日の2日間の開催でしたが、今回は27日のみの参加です。

まずは、弾き語りの「エウロパの氷」からスタート。

なぜか懐かしい記憶がよみがえってくる「月の家」から、「Siva~佇む人」へ。

今回のライブは、保刈さん、マー君に加え、春先の遊佐未森さんのライブ「cafe mimo」で知り合った、tico moonの吉野友加さんという編成です。
cafe mimoの時にも歌った「Lhasa」から「VOICES」へと、友加さんのアイリッシュハープは、昭乃さんの曲にまた新しい輝きを与えてくれるようでした。

「奇跡の海」のイントロが聴こえてきた時には、思わず身を乗り出してしまいました。
ハープの音色が響き渡るなかでの昭乃さんの歌声で聴く「奇跡の海」!!
魂が音に包まれたように、聴き入ってしまいました。

タイトルは言われませんでしたが、新曲も歌われました。
きっと今回のライブタイトル「冬の庭園」だと思います。
いつか音源になるといいなあ。

歌詞がとても好きな「New World」、聴くたびに昭乃さんの言葉の厚みを感じます。

アンコールでは「風と鳥と空~Reincarnation~」もやってくれました。
友加さんのアイリッシュハープが入っていると、こういったファンタジーの曲が格段に輝きます。

昭乃さんとはまたけしさんで「Velsipo」というユニットを組んだとのことで、その中から「Shardora」という曲が演奏されました。
はまさんはステージに出てきたときにはとても緊張している様子でしたが、歌い出したら色気のある歌声で、さすがでした。

そして、アンコールの最後は昭乃さんからの贈り物である「虹」。
この曲はいつ聴いても、昭乃さんの優しさにあふれているような思いがします。
七色に光る氷の柱のようなセットが、とても綺麗でした。

来年の昭乃さんのデビュー30周年に向けて、このライブからさらなる飛躍を見せてくれると思うと、今から楽しみです。

投稿者 utsuho : 23:22 コメント (0) トラックバック (0) | ライブ

2015年12月16日

アンジョンライブ

西荻窪の音や金時で行われた、アンジョンのライブへ行ってきました。

第一部はシャンソンからスタート。
じょんちゃんに歌わせて、藤野さんが喜ぶということだそうです(笑)
じょんちゃんの歌声はやわらかくて素朴で、独特の魅力があります。

オオフジツボの「遠すぎた星」も演奏しました。
壷井さんが5分は語るであろうこの曲の由来を、藤野さんは30秒くらいでまとめていました。

クリスマスも近いということで、クリスマス定番の「そりすべり」も。
藤野さんの足鈴がクリスマス感を増していました。

後半は打って変わってスコティッシュジグセットから入ります。
じょんちゃんのフィドルは、まさに「踊る」という表現がぴったりです。

ペッカペンティカイネンさんという方が二日酔いの中バスに揺られながら作ったという、「Hangovered Cliff」が凄かった!!
ハラハラする曲に、二人の鬼気迫りながらも駆け抜けるような演奏...!
あんじょんの魅力がギュッと詰まった演奏でした。
この二人の、外見からは想像できないような攻めの演奏、大好きです。

最後はリールセットとフィンランドのダンスチューンで、あっという間だったけどとても楽しいライブでした。

今年は、都合が合わずにアンジョンのライブにあまり行けなかったので、来年はもっとたくさん聴けるといいなあ。

投稿者 utsuho : 23:29 コメント (0) トラックバック (0) | ライブ

2015年12月15日

彫金日記 / ペンダントヘッド"音叉"

以前、新居昭乃さんの歌「音叉」をテーマにしたアクセサリを見たい、というリクエストをいただいていたので、挑戦してみました。

いざデザインしてみたところ、どうしてもU字の音叉をから離れられず、まるでヤマハのマークのようになってしまい、形を決めるのに苦労しました。
思い切って「音叉」というタイトルから離れて、歌の中に出てくる「共鳴」と、音や心の持っている波の動きを2本のラインで表現しました。
銀線を曲げるのはやり直しがきかない一発勝負で。
下書きのライン通りとはいかなかったけれど、歌のイメージに寄り添うようなやわらかさと不安定さが出せたかな。
石にはコバルトスピネル、こちらは空のイメージです。
石枠の爪の位置がずれてしまったのは、失敗でした。

前回のピアス"印象"に続いて石枠を鎖でつるすという動きのあるデザインにしてしまったあたり、まだ懲りてねーな...。
案の定、何回か失敗しましたが、前回よりはやり直しの回数も減ったので、ちょっとは手際も良くなってきたかなあ。
ヒートブロックと第三の手という便利道具を導入したおかげかもしれません。

さて、リクエストには応えられたかどうか...。

それは誰でも心にひとつ持っている
小さな音叉
きっと響かせる銀色の音
シリンダーから取り出して空に向ける
一斉に共鳴するの
密かに すべてと
(新居昭乃「音叉」より)

投稿者 utsuho : 23:03 コメント (0) トラックバック (0) | 彫金

2015年12月 6日

「うみねこの夢」演奏オフ・2015秋

新居昭乃さん、坂本真綾さん、遊佐未森さんなどを好きな方々が集まって、上手い下手関係なく演奏や歌を楽しもうという集まり「うみねこの夢」コミュの演奏オフを開催しました。
今回の会場は、門前仲町のシンフォニーサロン、初めての会場ということもありちょっと緊張...。

そして案の定、レンタル機材の設定で手間取りました...。
アンプの配線がわからず、四苦八苦。
係の人を何回か呼ぶことになってしまい、申し訳なかったです。
丁寧に対応してくださり、ありがとうございました。

今回も、というか、毎回のことなのですが、うみねこの誇るマルチプレイヤー、きのさんののおかげで全体が安定します。

新曲が多かったのですが、ZABADAK定番曲はザバうたなどで弾きこんでいることもあり、新曲という感じはしませんね。
歌も演奏もみなさん慣れたものでした。
とはいえ、「Harvest Rain」はアルバムによって多少構成に違いがあり、なんか混ざってしまいましたが(笑)

まなさんの歌声がとても良くなっていたので、そのように伝えたところ、「みんな耳おかしいよ!」とのお返事が(笑)
いやいや、確かに綺麗になっているって!

河井英里さんの曲をやりたい気分だったので、「Edes Lany」「シャリオン」と2曲できて満足♪
お耳汚しにも関わらず、歌ってしまいました。

あと、なぜか「真昼が雪」を演奏していると、心が浮き立ちますね。

タミィさん高橋(筆)さんのダブルバイオリン、きのえさんのエフェクタをいじる柚ちゃん。
六花さんのボーカルと、今回も見どころが多くて楽しいひと時でした。

【既存曲】
Keep A Light Burning  KARAK
奇跡の海      坂本真綾
虹         新居昭乃
ココア       遊佐未森
何かが空を飛んでくる  豊崎愛生
五つの橋    Zabadak
Edes Lany    河井英里
真昼が雪      坂本真綾
ポプラ   遊佐未森
シャリオン   河井英里
美しい星    新居昭乃

【新曲】
うたわないうた 新居昭乃
ビーズ     新居昭乃
Fly me above 新居昭乃
雨の日には  新居昭乃
遠い音楽   ZABADAK
ハーベストレイン   ZABADAK

投稿者 utsuho : 22:55 コメント (0) トラックバック (0) | 日常と非日常

2015年11月23日

マーシュ・マロウ&蛇腹姉妹ライブ

西荻窪の音や金時で行なわれた、マーシュマロウと蛇腹姉妹のライブへ行ってきました。

まずはマーシュマロウの演奏からスタート。

音や金時のステージはそれほど広くないので、マーシュマロウの5人+たくさんの楽器たちでかなりいっぱいな感じ。

今回は楽器が少なめな選曲をしてきたと言っていましたが、躍動感のある演奏はいつもながらのもの。


パーカッションと歌声のハーモニーだけで攻めてくるような曲は、このメンバーだからこそです。

あと、私はやっぱり上野さんの歌声が大好きなのだなあ、と再認識。

初めて上野さんの歌声に出会った時から、いまに至るまで心臓に刻み込まれている気がします。


今回は、後ろの方の席になってしまったので、上野さんのバウロン演奏がよく見えなかったのが心残りです。


そして、後半は威圧系アコーディオンユニットの蛇腹姉妹。

こちらもいつもながらの妄想と圧力でガンガンに攻めてきます。


マーシュ・マロウと蛇腹姉妹、「いつか一緒にやりたいね」という話を以前からしていて、今回実現したのだそうです。

あまり接点がなさそうで意外な組み合わせと思っていたけれど、自然体で何かと戦っている様子が似ているのかな、と思いました。


そうえいば、蛇腹姉妹が最後に演奏した「クラーヤ・ミザッカ・ポルカ」って、「ジャバルカ・ポルカ」の「全力坂ポルカ」に対して、「暗闇坂ポルカ」なのかな~、と今更ながらに思いました。

いや、まさか藤野さんに限ってそんな安直なネーミングは...さて、真相はどうなのかな。

投稿者 utsuho : 23:47 コメント (0) トラックバック (0) | ライブ

2015年11月 8日

旅日記 / 西国神社めぐり

10月31日~11月3日にかけて妻の祖母を訪ねることになり、それにあわせて西国の神社を巡ってきました。

まずは瀬戸内海の大三島にある大山祇神社へ行きます。
ここは日本総鎮守をうたい、また、宝物殿では現存する唯一の女性用鎧である鶴姫の鎧をはじめ国宝の武具が数多く見られることもあり、いつか行きたいと思っていた神社なのですが、なにぶん瀬戸内海の島に鎮座していることから、なかなかお参りする機会が見つけられませんでした。

今回、なんとか旅行の日程に入れることができ機会に恵まれたということで、これはもう縁があったと言う外ないでしょう。
願ってみるものです。

大三島へ行くとなったら、サイクリスト憧れのしまなみ海道を通りたい!ということで、
尾道から船で生口島へ渡り、そこからレンタサイクルで大三島まで行くことにしました。

大三島にあるサイクリストの聖地から望む多々羅大橋。
しまなみ海道は自転車も通りやすく整備されていて、とても気持ちよく走れました。
多々羅大橋から見る島々は絶景です。
いつか、自分の自転車で尾道~今治を走破したい!!

これまた長らく憧れていた伊予国一之宮大山祇神社です。
楠の御神木といい、宝物殿にある2mを超えようという大太刀や鎧の数々。
さすが、深い崇拝を受ける神社だけあって、重厚な空気を持っていました。

のんびりペースで走っていたら最後は日暮れも近くなって、レンタサイクルの返却時間ギリギリになってしまいました。

翌日は安芸の宮島、厳島神社です。
ここは高校の修学旅行で一度訪れたことがあるのですが、遠い昔のことなので記憶もおぼろげ...。
その頃には神社巡りもしていなかったので、あらためて来ることができてよかったです。

海に浮かぶ鳥居はやはり絵になります。
朱塗りの柱も色鮮やかで外国人にも人気の神社です。

拝殿に向かって歩いていると、英語で話しかけられ、聞けば「あれはなんと書いてあるのか?」とのこと。
示す先には金額と名前の書かれた寄進の札。
ええと...、「寄附」って英語でなんて言うの?
妻の方を見ると、なにかを諦めたような他人事のような表情...、どうやら自分で説明しなければならないようです。
"How much money give for this shrine." とか、そんな感じで知っている単語をつなぎ合わせて、身振り手振りでおろおろと説明。
すると、相手から"Oh, Donation!"との返事。
ああ、「寄附」は英語で"Donation"と言うんですね。こちらが勉強になりました。

ここに来たら食べたかった「焼き牡蠣」。
アツアツのプリプリで美味しかった~。

昼食にはこれまた宮島の名物であるアナゴ飯。こちらも美味しかった!!

妻の祖母のお宅を訪ねると、近くには周防一之宮である玉祖神社があることがわかりました。
予定には入っていなかったのですが、案内してもらえるということで参拝に向かいます。

三種の神器のひとつである八坂瓊曲玉を作ったといわれる玉祖命を祀った神社です。
本殿の裏手から遠くの山が望めるのですが、この場所に立ったとたん心地よい風が身体の中を吹き抜けました。
先に訪れた大山祇神社や厳島神社ほどに名前が知れ渡っているわけではないけれど、神様の佇まいを感じる神社でした。

また、防府には延喜二年(904年)創建の、「日本最初の天満宮」である防府天満宮があります。

北野天満宮、大宰府天満宮とならび三大天満宮と呼ばれるそうで、大河ドラマ「花燃ゆ」の放映もあり、たくさんの参拝客でにぎわっていました。

縁に恵まれた神社めぐり、心の豊かになる旅でした。


今回いただいた御朱印です。

・大山祇神社(今治市大三島町宮浦3327)
・厳島神社(廿日市市宮島町1-1)
・玉祖神社(防府市大字大崎1690)
・防府天満宮(防府市松崎町14-1)

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