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2007年7月 8日

着物日和・国際交流パーティと唱歌ライブ

今日はいつもお世話になっている大宮の呉服店「さかえ屋」さんの移転一周年記念パーティへ行ってきました。

会場へ集まったのは30人ほどでしょうか、外国の方も多く、また、年配の方もいれば若い方もいたのですが、皆「着物好き」という共通項で結ばれた人たちです。

着物と日本が好きなだけあって、外国の方の日本語が上手なことには驚かされますね。
英語に不自由な私はとても助かりました(苦笑)
初対面の方ばかりでしたが、着物のことに始まり、観光地のことや何故か政治の話題までと、本当にいろいろなことを話しました。

また、皆さんそれぞれ浴衣の着こなしに個性が出ているのも面白いです。
つい他の人の着こなしに目が行ってしまいますね。

主催者の越智さんに頼まれて、居合の演武も披露しました。
私のつたない業ではありますが、古くから伝わる武道について、多少なりとも皆さんに知っていただけたら嬉しいです。

料理も美味しく、本当に楽しい時間を過ごしました。

少し早めにパーティを辞して、池袋のサンシャインシティで行なわれたみとせのりこさんの唱歌ライブへ行ってきました。

みとせさんは濃紺の地に麻の葉と花をあしらった浴衣で登場。
長めの袂に風情が感じられます。

まずは七夕にちなんで「たなばたさま」から始まり、夏の歌ということで「椰子の実」へと続きます。
みとせさんの歌声は涼やかできれいですね。
バックにはRivendellのお二人、アコーディオンとアイリッシュハープという編成ですが、不思議と日本の唱歌にも合っています。

「スカボロフェア」では、サイモン&ガーファンクルの歌が有名ですが、今回はより古いメロディのものを歌っていました。
そういえば、ヴィータ・ノヴァのCDにも古いメロディのものが収録されていたことを思い出しました。

日本の四季を唱歌でめぐろうということで、「雨降りお月さん」「うさぎ」「雪のおどり」「さくら」と続けて歌われました。
みとせさんの歌声とRivendellの演奏による「さくら」はとても幻想的でした。

また、唱歌だけでなくアイリッシュトラッドからは「Winter, Fire And Snow」も歌われました。
こうして聴いてみると各国のトラッドの根底にある共通点のようなものが感じられます。

「アルプス一万尺」は観客席からの手拍子もにぎやかでした。
速いリズムの曲ですが、藤野さんや木村さんの演奏も見事なものでした。
興に乗ったときの藤野さんは、本当に気持ちよさそうに演奏しますね。

みとせさんは「お客さんがこんなに乗ってくれるのなら、もっとたくさんリズミカルな曲を入れればよかった」と言っていました。
私としては「納涼暗黒少女唱歌」も来るかと期待していたのですが(笑)

最後は「紅葉」をしっとりと歌い上げてライブが終わりました。
ゆったりとしていながらも、みとせさんの心意気の感じられる濃密なライブでした。

投稿者 utsuho : 2007年7月 8日 21:26 | ライブ , 着物生活

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コメント

こんばんは。もっちーです。
昨日はおつかれさまでした。
未熟者の私とちがって、業が決まってましたよ~

着物でライブもいいですね。
浴衣姿のみとせさんとうつほさんのサムライ姿、
ツーショットの写真なんて見てみたいです。

投稿者 もっちー : 2007年7月10日 01:13

先日はお疲れさまでした。
もっちーも上手でしたよ。
居合は日本人にとってもマイナーな武道ですけど、少しでも色々な人に知ってもらえるといいですね。

あ、みとせさんはとても遠い世界の人なので、遠くから見ているだけで満足です。
唱歌ライブも日本の風情を感じられて、とてもよかったです。

投稿者 空穂 : 2007年7月10日 11:36

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