2009年5月 7日
新居昭乃 / ソラノスフィア
新居昭乃さんの新譜「ソラノスフィア」を聴いています。
前作「エデン」から、なんと4年半ぶりのニューアルバムとなりました。
待ちに待ったニューアルバムですが、聴きはじめてすぐに耳に馴染むようで、4年半という年月はまったく感じませんでした。
１曲目の「Haleakala」から、昭乃さんの描くスフィアへ引き込まれます。
「Monday, Tuesday」のやさしい手でそっと背中を押してくれる感じも好きです。
私は、新居昭乃さんというとファンタジーよりもSFのイメージが湧き起こるのですが、「ターミナル」のような曲も、そういう印象に一役買っていると思います。
「At Eden」は、2004年のライブ「エデンにて」の時に書き下ろされた曲ですが、長い時を経てアルバムに収録されました。
ぽつぽつと紡がれるやさしい言葉に心も安らぎます。
「Wings of Blue」は、空の青さを感じさせてくれる軽快な曲です。
この曲を口ずさみながら自転車でも漕ぎ出したくなります。
最後の「太陽の塔」では夕暮れに凛としてたたずむが目に浮かぶようです。
このアルバムでは、通して昭乃さんの「やさしさ」を強く感じました。
下記のサイトにて試聴ができますので、興味を持った方はどうぞご覧ください。
「ソラノスフィア」試聴ページ（「Viridian House」内）
投稿者 utsuho : 2009年5月 7日 20:48 | 音楽
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