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2007年6月 4日

2007 ジロ・デ・イタリア 第21ステージ

3週間に渡るジロ・デ・イタリアもいよいよ最終日。
長かった戦いも今日で終わりです。

今日のポイントは、最後のミラノのゴールを誰が勝ち取るかということに絞られます。
序盤はパレード走行で、お互いの健闘を称えあいます。
3週間を戦いきった選手達は、みんないい顔をしています。

そして、ミラノの周回コースに入ってから最後の戦いが始まります。
まずは今年のジロを大いに盛り上げてくれたティンコフからイグナチェフが抜け出します。
しかし、残り5kmで集団に捕まり、そこからミルラムトレインが先頭を引きます。
長い戦いを経て人数が減ったとはいえ、ミルラムトレイン健在です。
最後に解き放たれたペタッキが見事に5勝目をあげました。

総合優勝はディルーカが勝ち取りました。
シモーニやクネゴといった錚々たる山岳スペシャリストを相手にしながら、ほぼ磐石の戦いぶりでした。
そして、2位にアンディ・シュレック、3位にマッツォレーニと並びました。
シュレックは今後が楽しみです。

ポイント賞はペタッキが取りました。
不運な昨年を乗り越えて、堂々の復活です。

山岳賞はピエポリ。
シモーニへの献身的なアシストぶりは見事でした。

今年のジロはペタッキの復活もあり、山岳での鎬を削るような戦いもあり、なかなか面白かったです。

また7月にはツール・ド・フランスが始まります。
今度はどんなドラマが待ち受けているのでしょうか。

投稿者 utsuho : 2007年6月 4日 00:17 | ロードレース

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