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2007年2月17日

居合道日記 / 太刀打の位

私の通っている道場では、1回の稽古時間は2時間。
刀法、正座の部、抜刀法、立膝の部とやるとほぼ稽古時間が終わってしまいます。
ただ、毎回これだけですと他の業がおろそかになってしまう気がしたので、今回は「太刀打の位」を稽古に取り入れてもらいました。

ただ、こうした仮想敵を相手にした居合の形だけでは目付けや間合いなどといったところが正しく実感できない部分があるので、実際に相手と向き合って行なう組太刀の形も存在します。
私の習っている流派である無双直伝英信流では、これを「太刀打の位」と呼んで伝えています。

今の道場ではあまり組太刀を重視していないのか、昨年は稽古した記憶がないので、太刀打の位を稽古したのは7年ぶり……?
案の定、細かいところはいろいろと忘れていました。
それでも、太刀打の位など習ったことがないという方が多かったので、指導する側にもまわらなければいけないという矛盾(笑)
やはり、これも日頃から稽古していかないといけませんね。

投稿者 utsuho : 2007年2月17日 22:20 | 居合道

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コメント

うちの道場では「太刀打の位」もほぼ毎週稽古していますが、
組む相手によってやり易かったり、やり難かったり・・・
どんな相手でも臨機応変に対応できてこそ、なのでしょうが
まだまだ修行ですね。

投稿者 TKB : 2007年2月18日 02:11

太刀打の位も毎週稽古しているのですか、いいですね。
私の通っている道場では、時間の都合もあってなかなかできません。
同じ業でも一人ひとり太刀筋が違いますから、確かに相手によってやりやすさが変わってきますよね。

投稿者 空穂 : 2007年2月18日 11:03

こんにちは。
組太刀の稽古をしてる所は本当に少ないですね。試合重視になってきているせいでしょうか。
私が通っている道場でも太刀打は特定の人だけが稽古している感じです。
私は学生時代に少々稽古していたので、自主稽古の時に旦那と二人でやったりしてます。
体の使い方によって、相手に伝わる力が変わる所が面白いです。
小さい力で最大限の効果を与えるためにはどうするか、が課題ですね。
臨機応変に対応できるように…難しいです。アドリブを入れたりしてますが旦那にコテンパンにやられてしまいます…。

投稿者 ぐれだ : 2007年2月18日 23:37

こんにちは。先日は弊ブログにコメント頂きありがとうございました。

 よその道場で太刀打を見せていただいたことがあります。おもしろそう、というのが第一印象でした。いつかやってみたいですね。空穂さんは大会の「太刀打の位」には出場されるのでしょうか?

投稿者 わたわた : 2007年2月19日 13:01

>ぐれださん
やはり型だけでなく、実際に相手と打ち合うことでしか理解できないものというのもあるので、あまり重要視されないのは残念ですね。
それにしても、組太刀にアドリブを入れるとは、なかなか高度な稽古をしていますね。

>わたわたさん
太刀打の位も英信流の大切な業のひとつですので、いずれ稽古をすることはあると思います。
残念ながら今度の大会での演武はいたしません。
道場から今度の大会に出場するのは私一人ですので、相手もいませんし(苦笑)

投稿者 空穂 : 2007年2月19日 14:55

太刀打は千葉でも殆ど稽古しないです。
(もっぱら大会の直前に師範代が先生とちょっと打ち合わせする程度)
諸説あるようですが・・・。

投稿者 miskij@mixi : 2007年5月22日 01:49

道場によってそれぞれですね。
先生の考え方もあるのでしょうが、目付け、間合い、体捌きなどは組太刀で感覚した方がいいと、私は思っています。

投稿者 空穂 : 2007年5月22日 11:06

実の所、mixiの「試し斬り」に関するトピックの中で
試し斬りを行わない派の意見がいくつか出ていたので
すが、これに近いような気もしています。

投稿者 横田 : 2007年5月22日 22:44

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