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2006年9月14日

2006 ブエルタ・ア・エスパーニャ 第17ステージ

いよいよ佳境に入ってきたブエルタ・ア・エスパーニャ、第17ステージはアドラ~グラナダの166.7km。
3級山岳ひとつと1級山岳2つを含む山岳ステージだけれど、最後の1級山岳を越えた後、ゴールまで下りが続くので、総合上位を狙う選手は登りの区間でできるだけ差を広げておきたいところ。

やはり最後の山岳でアスタナのヴィノクロフが鋭いアタックを決め、先行していたチームメイトのカシェキンと集団を作る。
しかし後から追いかけた総合トップにいるケースデパーニュのバルベルデが追いかけるという展開。
山頂通過時点でヴィノクロフ・カシェキンを含む集団とバルベルデの差はわずか7秒。

バルベルデは快調に下りを飛ばしてカシェキンに追いつくも、その寸前にヴィノクロフが再びアタック。
ヴィノクロフは単独で飛ばす一方、バルベルデは先頭交代に加わらないカシェキン達にやや苛立ちを見せ、なかなかスピードが上がらない。

下りでみるみる差がつき、ヴィノクロフはバルベルデに1分30秒差をつけてゴール。
この結果、マイヨ・オロはヴィノクロフの手に渡りました。
明日も山頂ゴールのステージ、そして個人TTも残っているということで、ますます優勝の行方がわからなくなってきました。

投稿者 utsuho : 2006年9月14日 10:41 | ロードレース

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