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2005年6月15日

第2回 Mt.富士ヒルクライム 参戦レポート / 大会当日編

続きまして、6月5日に行われた富士ヒルクライムの参戦レポートの大会当日編です。

6月5日:大会当日

午前6時に会場集合ということで、なんと午前4時に起床です。
4時間程しか寝ていないが、寝起きは快調。興奮しているだけかもしれないけれど。
窓の外を見ると、雨は降っていない模様。
宿で用意してもらった弁当をいただき、いざ出陣。

駐車場で自転車を組み立て、会場へ向かう。


朝6時の会場です。見渡す限りの自転車です。
さすが、参加人数が3,500人を超える大イベントですねえ。


そして、反対側には富士山がそびえ立っています。
本当にアレを登るのか?それはちょっと無謀なんじゃないか?
という考えが頭をよぎります。

会場はちょっと肌寒さがあるものの、うっすらと陽がさしてきているし、そこまでの防寒具は必要ない感じ。
走ったらちょうどよさそうな気温です。

カメラは五合目行きの荷物の中に預けてしまったので手持ち無沙汰。
スタートまでの間、会場をうろうろしてました。

私と同じメーカの自転車はあまり見かけませんねえ。やはりマイナーなのかな……。
チームジャージを着ている方も沢山いて、ちょっと羨ましいです。
「チャリメイツジャージ」とかあったら喜んで着るのになあ。
そうそう、トイレには非常に長い列が出来ていたので、早めに済ませておいた方がいいでしょう。

とか言っているうちに、サッシャさんの司会の声が響き渡りいよいよ開会。
カテゴリごとに続々とスタートしていきます。
そしていよいよ私の組もスタート地点へ向かいます。

いざスタート。
計測開始地点までは先導車についてゆっくりと登り、ゲートを通過したら計測開始です。

5km地点
最初から完走目標なので無理はかけないようにしていたのですが、5km地点で早くもわき腹がきしみます。
息も荒くなってきてかなりまずい状態。
ここからあと20kmも残っていると思うと、目の前が真っ暗になりそうです。
事前にコースプロフィールをとく読んでなかったので気付かなかったのですが、最初にきつい坂が続いていたようです。

10km地点
ランナーズハイか、はたまた身体が暖まってきたせいか、気付いたらわき腹の痛みも消え、呼吸も落ち着いて快調に脚が回ります。
とは言っても、フロントトリプルのインナーに入りっぱなしなので、スピードは全然ないんですけどね。
だいたい、9~12km/hを維持というところです。
もうちょっとスピードを上げられそうな気もしましたが、マラソンランナーな姉の「まだ頑張れる状態を維持する」という助言を思い出して、自重します。

15km地点
ここらへんから、何も考えられなくなってきますね。
ただただペダルを踏みつづけていた感じ。
これが何故か楽しいんですねえ。不思議なものです。
そして、沿道からの係員の声援に応える余裕はあるのに、スピードを上げる余裕はない。これまた不思議なものです。
そうそう、捕食として固形のブドウ糖を持っていったんですが、これは本当に効きますね。
エネルギーが吸収されるのが実感できるほどの即効性。ちょっと驚きました。

第2関門のところで勇壮な太鼓の演奏をやっていて、もの凄く励まされました。
どうもありがとうございます。

20km地点
ここまでくるとあと少し、最後の踏ん張り、なんですが、急な坂いくつかあって結構きついかった。
前半で少し余裕を持たせてあった分をここで使い果たした感じです。
腰も痛くなってきたので、ダンシングとシッティング繰り返して、なんとかごまかして漕ぎつづける。
ここまで来ると、身体のあちこちが悲鳴をあげてきます。

ゴール地点
ゴール地点までの最後の坂がかなりな急坂で泣けました。
フロントトリプルの恩恵を最大限に受けて、何とか完走。ちょうど脚も限界というところでした。
頂上はまさに雲の中。
ちょっと肌寒かったのでウィンドブレーカを着込んで、まったりと完走の余韻に浸ります。
ああ、完走したんだなあ……。


私をここまで連れてきてくれた、大切な相棒です。どうもありがとう。
君がいなかったら、とうていここまで来ることはできなかったよ。


ゴール地点です。
ちょうどゴールしいる方がいますね。お疲れ様です。

で、帰りは一気に下ります。
ウィンドブレーカを着て、指までの手袋をはいているものの、結構冷えます。
もっとちゃんとした冬装備でもよかったかも。
それにしても、漕がなくても進んでいくというのは素晴らしいですね。ここまで登ってきた苦労も報われます。
でも、ずっとブレーキを握りっぱなしだったので手が疲れました。
コーンが置いてあるところとかでは手信号を出すべきだったのですが、そこまでの余裕がありませんでした。反省。

麓についたら、もう速報結果が張り出されてました。
結果は2時間2分……。ううん、遅いなあ。
まあ、しょうがないですね。
これで今の自分のレベルと目標値を知ることができたことで、よしとしましょう。

会場でのサービスのうどんをもらう。冷えた身体に染み渡ります。
と、食べている途中で雨が降ってきました。
まだ下山途中の人もいたようだけど、大丈夫かなあ。
雨の中の下りは、ちょっと恐いですね。

会場では表彰式をやっていたので、ちょっとだけ見てから家路につきました。
自転車イベント初参加で、出発時のゴタゴタやいろいろあったけれど、初心者にも優しい大会で、大変楽しめました。
ぜひ次回も出場したいものです。

投稿者 utsuho : 2005年6月15日 00:00 | イベント , 自転車

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コメント

お疲れ様でした。
いやぁ。出てみたいような出てみたくないような…。
レースに参加するまでが大変そうですね。
前日泊が難しいのだけれど、来年どうしようかな…。

チャリメイツ、ってジャージないんですよね。
あってもよさそうなんですけどね。
僕はチャリメイツじゃないけど…(^^;)

投稿者 ダー : 2005年6月15日 23:17

出てしまえば気楽なものですが、参加するまでのあれこれが結構大変でしたね。
特に、駅で自転車をバラしていてタイヤがバーストした時には、本気でキャンセルを考えましたよ。あはは……。

チャリメイツは、チャリメイツとしての活動はほとんどしていないので、ジャージとかはないんですよねえ。提案してみたら乗ってくる人もいるかなあ。

投稿者 空穂 : 2005年6月16日 00:58

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