2013年2月17日
長沼毅 / 宇宙でいちばん面白い脳がしびれる科学の時間
長沼毅さんの「宇宙でいちばん面白い脳がしびれる科学の時間」を読み終わりました。
この間の新居昭乃さんとのトークイベントが面白かったので、著作を手にとってみました。
「宇宙の時間」「地球の時間」「生き物の時間」「テクノロジーの時間」と科学全般にわたって幅広く話しています。
初めて知ったことなどもたくさんあったけど、この本から得たものは「知識の底上げ」と「考えるための手がかり」だなぁと思いました。
例えば、長沼さんは人間とチンパンジーが持つ「同種殺し」のDNAを「凶暴性」と言っていますが、私自身は、「そのDNAは「不安」を強く感じるDNAでもあるのではないかな」と思ったり。
ちょっと驚いたのは、宇宙では廃熱ができないということです。
「宇宙空間は絶対零度の真空世界」という印象が強かったのですが、そもそも真空だったら熱を交換する相手がいないんですね、なるほど~。
いろいろなことに対して、うなずきつつ首をひねりつつ、言葉もわかりやすくてとても楽しめました。
投稿者 utsuho : 2013年2月17日 23:32 | 読書
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