<< 前の記事
次の記事 >>

2011年8月 4日

河井英里追悼コンサート

あのひどく暑かった日から3年。
今年も8月4日がやってきました。

河井英里さんの三回忌にあたるこの日に江古田Buddyで行なわれた、河井英里追悼コンサートへ行ってきました。

まずは柳田泰山さんの書「月光天聲」からスタート。

TVアニメ「ARIA」のスタッフや声優さんたちからも英里さんの思い出などが語られます。
やはり英里さんが深く関わった作品ということで、今日のコンサートでも「ARIA」について多く触れられていました。

英里さんにまつわるいろいろな方の話を聞いているうちに、「食・恋・縁」ということを思いました。

英里さんはとても健啖家だったそうで、英里さんといえば「食事の思い出」という方も多かったです。
そういえば、「ミノトール2」や「楽屋」といった、料理がとても美味しいライブハウスでのライブが多かったのも良い思い出です。

ここに「恋」が入るのは、ちょっと意外な感じもしましたが、話を聞いていると皆さんとても楽しそうに英里さんの恋バナ話をしていて、いままで知らなかった英里さんの一面を知ることができました。

また、英里さんのことを思って駆けつけてくれた方が本当に大勢いて、英里さんは人の縁をとても大切にしていたんだなあ、と思いました。
私自身を振り返ってみても、さいさんやらむてがさんと初めて会ったのは英里さんのライブですし、英里さんファンつながりでご縁をもらった方もたくさんいます。

「シャ・リオン」の歌詞について、「ワーズワースの庭/冒険」プロデューサーの日向さんからお話が聞けました。
なんでもワーズワースの詩の日本語訳をローマ字にして、逆読みしたのだそうです。
もしかしたら、近いうちに誰かが元の詩を見つけ出すかもしれませんね。

終盤の歌のコーナーでは、特に上野洋子さんとおおたか静流さんは素晴らしかった。

私自身は上野さんの大ファンではありますが、英里さんの追悼コンサートで上野さんを呼ぶ必要ってあるのかなぁ、と思っていました。

ところが。

上野さんの歌う「青に捧げる」の素敵なことと言ったら!!
あの曲に対して、英里さんに迫る歌声で勝負できる人は、上野さんを措いて他にいないかもしれないと思いました。

そして、おおたかさんは自分のスタイルで「prayer」を歌い上げる。
こちらは英里さんの曲のイメージとは全然ちがうのだけれど、これも確固とした「prayer」でした。

最後は勢ぞろいでの「シャ・リオン」。

英里さんを偲びながら、みんなで笑って楽しんで、とても気持ちのよいコンサートでした。

投稿者 utsuho : 2011年8月 4日 23:59 | ライブ

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
https://utsuho.mods.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/981

コメント

コメントしてください