2010年9月 7日
恒川光太郎 / 夜市
恒川光太郎さんの「夜市」を読み終わりました。
「夜市」も「風の古道」も、日常の少し隣にある異世界の雰囲気のよく出た作品でした。
人物描写の薄さなど、もう少し筆力が欲しいところですが、これがデビュー作ということなので今後の課題なのかなあ。
作品とは関係ないけれど、熊野古道へ行きたくなってきました。
しかし……、巻末にある大仰な解説がちょっといただけないですね。
投稿者 utsuho : 2010年9月 7日 14:32 | 読書
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