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2010年7月 8日

米澤穂信 / ふたりの距離の概算

米澤穂信さんの「ふたりの距離の概算」を読み終わりました。
<古典部>シリーズの最新刊です。

新しい春を迎え、奉太郎たち古典部のメンバーも高校二年生に進級して、新入生の大日向友子が古典部に仮入部することに。だが、本入部の直前になって、彼女は突然入部をやめると言い出します。その原因はどこに……?

1年が経ち、古典部のメンバーの関係が少しずつ変わってきています。
そして、その中に加わった大日向という新しい要素。
「星ヶ谷杯」というマラソン大会を舞台に、思考が行ったり来たりする様子がよく描かれていてよかったです。

最後にすんなりとは終わらない穂信作品、これからの古典部はどうなっていくのでしょう。

投稿者 utsuho : 2010年7月 8日 23:22 | 読書

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