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2007年6月27日

森見登美彦 / 夜は短し歩けよ乙女

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森見登美彦さんの「夜は短し歩けよ乙女」を読み終わりました。

姉より教わった「おともだちパンチ」を奥の手に京都の町を軽やかに歩く黒髪の乙女と、彼女に思いを寄せてただひたすらに追いかける先輩の物語。

黒髪の乙女の颯爽とした姿がとても愛らしく、惹き込まれました。
羽貫さん、樋口さんをはじめとした登場人物もみな活き活きとしていて、偽電気ブランや緋鯉のぬいぐるみなどの小道具も、この摩訶不思議な世界を盛り上げてくれました。

最後にはすがすがしいほどの神様の御都合主義もあり、とても楽しかったです。

投稿者 utsuho : 2007年6月27日 00:21 | 読書

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コメント

こんばんは!
空穂さんの感想を読んだら、また黒髪の乙女たちの世界に舞い戻ってしまい気分に。
とにかく楽しく読みました。
ほんとご都合主義ですが、ここまでくると逆にあっぱれなほどです。

投稿者 雪芽 : 2007年6月28日 22:30

こんばんは。
黒髪の乙女の周りのめくるめく世界は本当に魅力的ですよね。
次々と楽しい世界が広がる様子は、まさに偽電気ブランの杯を重ねるようでした。

投稿者 空穂 : 2007年6月29日 00:39

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