<< 前の記事
次の記事 >>

2007年5月28日

2007 ジロ・デ・イタリア 第15ステージ

今日のステージはトレント~トッレ・チーメ・ディ・ラヴァレードの184km。
1級山岳2つに最後は超級山岳ゴールという非常に厳しいステージです。

先頭を行くのはピエポリ、リッコを含むグループ。
追うのはマリアローザのディルーカをはじめ、シモーニ、クネゴ、シュレック、マッツォレーニを含むグループです。
リクイガスはこの厳しいステージで早くにアシストを失い、ディルーカは単独で勝負に出なければならない展開になります。

2つ目の1級山岳の下りでは、下りの得意なサヴォルデッリが追いつくも、さらにマッツォレーニのみを連れて引き離します。
マリアローザのグループでは、クネゴやシモーニが徹底して後ろにつき、ディルーカ自身が先頭を引かなければならない状況。
他のチームが完全にディルーカ包囲網を敷いています。
しかし最後の登りでアタックを決めたのは、なんとディルーカ。
シモーニ、クネゴ、シュレックを引き離し、今年のディルーカの強さを見せつけました。

今日はサウニエルデュバルとアスタナのチームワークの良さが目立ち、ステージ優勝はリッコ、2位はピエポリと、サウニエルデュバルのワンツーフィニッシュをとったものの、シモーニ、クネゴがディルーカに差をつけられるという結果になりました。

マリアローザはからくもディルーカが守りきり、単独行で軽快に登りをこなしたマッツォレーニが総合2位に順位を上げました。

今日は厳しいコースプロフィールに負けず、総合争いにからむチームが全力を尽くしたすごい争いでした。
今年のジロは本当に面白いですね。

投稿者 utsuho : 2007年5月28日 00:05 | ロードレース

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
https://utsuho.mods.jp/cgi/mt/mt-tb.cgi/587

コメント

コメントしてください