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2006年6月18日

ツール・ド・フランス 秘められたアスリートの記録

この週末はすっかり雨模様でした。
そして、先週の富士山での怪我がまだ完治していないので、しばらくは自転車に乗れそうにありません。
まあ、乗れないのはしょうがないとして、気分だけでも盛り上げていこうということで、渋谷のUPLINK FACTORYで公開されている、ツール・ド・フランスを題材にしたドキュメンタリー映画「ツール・ド・フランス 秘められたアスリートの記録」を観に行ってきました。

2004年のチームCSCを題材とした「OVERCOMING-ツール・ド・フランス激闘の真実-」では、リース監督の視点からのCSCの様子が描かれています。
選手ももちろん大変なのだけれど、理想のチームを作ろうとする監督の姿というのは、普段のテレビではほとんど触れられない部分なので、興味深かったですね。

「マイヨ・ジョーヌへの挑戦/ツール・ド・フランス100周年記念大会」は、2003年のドイツ・テレコムを追いかけた作品なのですが、この時はウルリッヒはビアンキに所属していたんですね。
ツァベルを中心とした作品だったので「マイヨ・ジョーヌへの挑戦」というタイトルはちょっとそぐわない感じでした。
それにしても、ツァベルの人柄は素晴らしいです。
どうしても勝てずに苦悩しながら戦っていく姿は、やはり並の人間ではないのだなあと感じさせられました。

どちらの作品も、「あの戦いの裏にはこんな話が」といったサプライズな要素はほとんどなかったのですが、ツールにおける選手たちの様子を淡々映していて、レースの外での自然な様子が見られたのがよかったです。

それにしても、両作品とも落車のシーンが多くて痛々しかったです。
いや、私も先週やったばかりで、他人のことは言えませんが(苦笑)

投稿者 utsuho : 2006年6月18日 23:59 | 映画

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