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2006年2月26日

居合道日記 / 仮想敵と実際のプレッシャー

居合の稽古では、真剣で実際の人と斬りあうわけにもいかないため、仮想敵に対する斬りつけの形を行ないます。理論上は、決められた形通りに行なえば自然と仮想敵に対する正しい斬り付けになるわけですが、ややもすると自分のイメージする仮想敵があいまいなものになってしまうことがあります。

ということを、先生が思ったのかどうかは分かりませんが、今日は木刀を使っての打ち込み稽古をやりました。先生に目の前に座ってもらい、横一文字の抜刀を受けてもらったり、先生の打ち込んでくる刀を受け流したり。

やはり、実際に目の前にいる相手に打ち込んでみると違いますね。
打ち込みのタイミングや間合いなど、普段自分で思い描いている仮想敵とのずれている部分がかなりわかりました。
普段の形稽古からは得られないものを得ることができた稽古でした。

投稿者 utsuho : 2006年2月26日 22:24 | 居合道

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