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2006年2月11日

居合道日記 / 手の内

今日は居合道の稽古でした。

まあ、今回も前回同様に長い刀に振り回されっぱなしだったのですが、これは時間と稽古量が解決してくれるものと諦めて、今回は「手の内」に意識を持って練習しました。

「手の内」とは、簡単に言ってしまえば刀の握り方のことです。

刀はいつも同じ力で同じように握っていればよいというものではなくて、抜刀の時、切りつけの時、血振るいの時、納刀の時と、それぞれに刀の握り方、力の入れ方が違います。
つまり、抜刀から納刀まで、常に手の内が変化し続けているわけです。

刀を変えたことによる変化が、手の内にも結構あらわれました。

今まで握力や指先で結構強引にごまかしていたところが、刀が重くなったせいもあって、ごまかしきれなくなりました。
手の内がおかしいせいで、大血振るいの時に刃先がふらついたりと、なかなかに苦労しました。
今さらになってちょっと恥ずかしいことではありますが、直すべきところが見つかったことは結構うれしいことです。
そのおかげか、今日は手首のあたりがちょっと筋肉痛です。

手の内については言葉にするのが難しいところもありますが、気づいたことがあったら少しずつでも書いていきたいと思います。

投稿者 utsuho : 2006年2月11日 22:44 | 居合道

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