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2005年3月17日

永遠の氷 / クリスタル

クリスタルはクォーツ(=石英)の透明な結晶のことを指します。
その語源はギリシア語の「Krystallos(=氷)」。和名では「水晶」です。
どこまでも透き通る様子は、確かに水に通じるものがあります。
古代には、水晶が雪深い山岳地帯から産出したことから「氷の化石」とも考えられていました。

ちなみに石英とは「石の華」のこと。これもなかなか風雅な名前です。

水晶は世界各地で産出され、また、産出量も多いので、私達にも馴染みの深い鉱物です。
鉱物を趣味にしていない方でも、六角柱状の結晶をどこかで目にしたことはあるのではないでしょうか。

写真の水晶は、私が初めて手にした鉱物標本です。
そのお店には水晶だけでも沢山置いてあって、選ぶのにすごく迷ったことを覚えています。
鉱物に関する知識が全くなかった頃なので、純粋に直感で選んだものですね。
ここから、いろいろな鉱物との出会いが始まりました。

投稿者 utsuho : 2005年3月17日 23:24 | 鉱石

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