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2015年11月 8日

旅日記 / 西国神社めぐり

10月31日~11月3日にかけて妻の祖母を訪ねることになり、それにあわせて西国の神社を巡ってきました。

まずは瀬戸内海の大三島にある大山祇神社へ行きます。
ここは日本総鎮守をうたい、また、宝物殿では現存する唯一の女性用鎧である鶴姫の鎧をはじめ国宝の武具が数多く見られることもあり、いつか行きたいと思っていた神社なのですが、なにぶん瀬戸内海の島に鎮座していることから、なかなかお参りする機会が見つけられませんでした。

今回、なんとか旅行の日程に入れることができ機会に恵まれたということで、これはもう縁があったと言う外ないでしょう。
願ってみるものです。

大三島へ行くとなったら、サイクリスト憧れのしまなみ海道を通りたい!ということで、
尾道から船で生口島へ渡り、そこからレンタサイクルで大三島まで行くことにしました。

大三島にあるサイクリストの聖地から望む多々羅大橋。
しまなみ海道は自転車も通りやすく整備されていて、とても気持ちよく走れました。
多々羅大橋から見る島々は絶景です。
いつか、自分の自転車で尾道~今治を走破したい!!

これまた長らく憧れていた伊予国一之宮大山祇神社です。
楠の御神木といい、宝物殿にある2mを超えようという大太刀や鎧の数々。
さすが、深い崇拝を受ける神社だけあって、重厚な空気を持っていました。

のんびりペースで走っていたら最後は日暮れも近くなって、レンタサイクルの返却時間ギリギリになってしまいました。

翌日は安芸の宮島、厳島神社です。
ここは高校の修学旅行で一度訪れたことがあるのですが、遠い昔のことなので記憶もおぼろげ...。
その頃には神社巡りもしていなかったので、あらためて来ることができてよかったです。

海に浮かぶ鳥居はやはり絵になります。
朱塗りの柱も色鮮やかで外国人にも人気の神社です。

拝殿に向かって歩いていると、英語で話しかけられ、聞けば「あれはなんと書いてあるのか?」とのこと。
示す先には金額と名前の書かれた寄進の札。
ええと...、「寄附」って英語でなんて言うの?
妻の方を見ると、なにかを諦めたような他人事のような表情...、どうやら自分で説明しなければならないようです。
"How much money give for this shrine." とか、そんな感じで知っている単語をつなぎ合わせて、身振り手振りでおろおろと説明。
すると、相手から"Oh, Donation!"との返事。
ああ、「寄附」は英語で"Donation"と言うんですね。こちらが勉強になりました。

ここに来たら食べたかった「焼き牡蠣」。
アツアツのプリプリで美味しかった~。

昼食にはこれまた宮島の名物であるアナゴ飯。こちらも美味しかった!!

妻の祖母のお宅を訪ねると、近くには周防一之宮である玉祖神社があることがわかりました。
予定には入っていなかったのですが、案内してもらえるということで参拝に向かいます。

三種の神器のひとつである八坂瓊曲玉を作ったといわれる玉祖命を祀った神社です。
本殿の裏手から遠くの山が望めるのですが、この場所に立ったとたん心地よい風が身体の中を吹き抜けました。
先に訪れた大山祇神社や厳島神社ほどに名前が知れ渡っているわけではないけれど、神様の佇まいを感じる神社でした。

また、防府には延喜二年(904年)創建の、「日本最初の天満宮」である防府天満宮があります。

北野天満宮、大宰府天満宮とならび三大天満宮と呼ばれるそうで、大河ドラマ「花燃ゆ」の放映もあり、たくさんの参拝客でにぎわっていました。

縁に恵まれた神社めぐり、心の豊かになる旅でした。


今回いただいた御朱印です。

・大山祇神社(今治市大三島町宮浦3327)
・厳島神社(廿日市市宮島町1-1)
・玉祖神社(防府市大字大崎1690)
・防府天満宮(防府市松崎町14-1)

投稿者 utsuho : 2015年11月 8日 20:58 | 旅行

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