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2014年6月28日

旅日記 / アイスランド(その3)

6月23日(4日目 アークレイリ)

アークレイリのバスターミナルから、北部周遊ツアー(ジュエル・オブ・ザ・ノース)へ出ます。

フィヨルドの対岸から、まずはゴーザフォスへ。
滝ツアーその2です。

「ゴーザフォス=神々の滝」という壮大な名前にたがわぬ雄大な滝です。
湾状の滝壺に注ぎ込む、とても美しい滝です。
見る場所によっていろいろな表情を見せてくれる滝で、ここも、いつまでも浸っていたいところでした。


ミーヴァトン。アイスランド語で「蚊の湖」という意味とのことで、大量のユスリカににたかられました。
ユスリカは刺さないので被害はないのですが、それでもちょっと……ね。


ディムボルギルの溶岩台地です。
いろいろな形の奇岩が楽しいところです。
幼いころに行った、鬼押し出しを思い出しました。


ここでも地球の割れ目です。
北米プレート側に片足、ユーラシアプレート側にもう片足を乗せて、「大陸を股にかける!!」なんてこともやりました。

あ~、空が高いな~……。


荒涼とした風景のナゥマフィヤットル。
あちこちから蒸気が吹き上がっています。
吹き出し口の近くまで行くには有料だったので、遠くから眺めています(笑)


そして、今回の旅行で一番のハイライト、デティフォスです。

どう! という音とともに落ちる瀑布。
ヨーロッパ最大の滝は、想像をはるかに超える迫力でした。

写真では、現実の感動のほんのわずかしか表せないのが悲しいです。

しかも、この迫力の瀑布の、ほんの間近まで行けるようになっていて、
このまま飛び込みたい衝動に駆られます。

気づいたら、滝壺に虹がかかっていました。

いつまでもいつまでも滝を見ていたい……と思っていたけれど、集合時間も近くなってきたので
後ろ髪を引かれる思いで戻ります。
デティフォスを体験できるだけでも、行く価値のある旅行だったと思うほど、素晴らしいところでした。
夏場しか行けないところ、とのことだけど、冬にも行けるのなら見てみたいなあ。


デティフォスのすぐそばにあるセルフォス。
集合時間が迫っていたので、遠くから眺めるだけ。
今回のアイスランド滝ツアーの最後です。


北部の岬からホウェールウォッチング。
カメラの最大望遠で、潮吹きと鯨のしっぽが見られました!
でも、写真には撮れず……。


フーサヴィークの港町へ寄って、このツアーも終わり。
あああ……、終わりたくない~。

見どころばかりで、もう一周したくなるような感動にあふれたツアーでした。
アイスランドへ行こうという方は、ぜひこのツアーをオススメします!!


ホテルへ戻って、ひと眠り。
今日という日は、ここでは終わりません。

夜中12時を過ぎたころに、むくりと起きだして周囲を散策。

時刻は午前1時。おりしも夏至の候。
アークレイリは北極圏には至っていないので、完全な白夜とはいきませんでしたが、
それでも日はほとんど沈まず、空はずっと明るいままです。
歩いているうちに、わずかずつですが明るくなってくる感じでした。

濃密で心に残る一日も名残惜しいままに終わっていきました。

投稿者 utsuho : 2014年6月28日 23:21 | 旅行

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