2016年9月22日

旅日記 / ビワイチチャレンジ

以前に彦根城へ行ったことはあったけれど琵琶湖をしっかりと見ていなかったので、ちょっと遅めの夏休みに琵琶湖へ行ってきました。

9月3日(土)
まずは、京都経由で石山駅へ出て、近江国一之宮である建部大社へお参り。

建部大社は日本武尊を祀っている神社ということで、荘厳な中にどこか優しさのある空気を持った神社でした。

そして、この御朱印!!
見事な筆遣いに思わず感嘆の息が漏れました。

続いて、佐川美術館へ向かいます。
佐川美術館は、展示物も良かったのですが、建物の際まで水面が接しているその独特のたたずまいが素晴らしかったです。
ちょうど日も傾いてきて、水面がキラキラしていました。

そして彦根に宿泊。
台風が来ていることもあり、天気予報では、翌日、翌々日ともに雨。
でも台風は停滞している降水確率は徐々に下がってきているよう......。
ビワイチにチャレンジするかどうかは、とりあえず翌日の様子を見てから決めることにして就寝。

9月4日(日)
朝、外を見てみると晴れています。天気予報でも5日まではそこまでひどい雨も降らない様子......。
ということでビワイチ決行です!

五環生活」さんへ行き、一度予約キャンセルしてあったレンタサイクルをもう一度お借りします。
私はロードバイク、妻はクロスバイクを借りていざ出発。
なお、パンク修理キットも無料で(チューブ等使用した場合は有償)貸してもらえます。

ちょっと走れば琵琶湖の湖畔。
さすがの雄大な風景にテンションが上がるとともに、対岸のあまりの遠さに「今日、あそこまで行くの......?」という一抹の不安も(笑)

走り始めて10分程で「クラブハリエ ジュブリルタン」へ到着。
さっそくパンを購入。
ここはかなり有名なお店らしく、お客さんであふれていました。

そのまま豊公園まで走って休憩タイム。
おおむね時速15kmで、いまのところ予定通り。

琵琶湖湖畔はかなりの部分でサイクリングロードが整備されているので、車の心配なく走れるのがよかったです。
しかも分岐や迷いそうなところにはサイクリングロードの看板があるという徹底ぶり。
知らない土地でも安心して走れました。

湖畔を走るのでほとんど平坦なのだけど、賤ヶ岳のふもとでは少しだけ登りもありました。
えっさほいさと登りトンネルを抜けると、絶景が広がっていました。

眼下一面に広がる琵琶湖、最高です。

道の駅で遅めの昼食。
せっかく琵琶湖に来たのだからと、名物である鮒寿司をいただきました。

すべて順調かと思いきや、疲れのたまってきた終盤で、ボトルの水が無くなりかけて難儀しました。
こういうときに限って、なかなか自販機も見つからないんですよね。
最後はちょっとへばりながらも、予定よりも早めに近江今津の宿まで到着できました。

9月5日(月)
目覚めて外を見てみると、どうやら小雨がぱらついているけれど、そこまでひどい雨にはならなそうな様子。
思い切って、後半戦も走り出すことにしました。

湖に建つ鳥居が印象的な白髭神社では、この日はちょうど祭礼らしく、拝殿で巫女舞が行なわれていました。
このあたりは交通量が多く、歩道も狭いため、ちょっと注意が必要なゾーンでした。

小野神社、 小野篁神社へ寄り道しつつ、気づけばまたサイクリングロードが復活していました。
琵琶湖はサイクリングロードの道案内がしっかりしているので、安全にロングライドが楽しめます。
もっともっと売り出していけばいいのに。

また、漕ぎ続けているといつのまにやらにぎやかな町並みに出てきました。琵琶湖大橋です。

なんか、空まで駆け上がれそうな感じです。

もちろん、橋の上から見る琵琶湖も絶景です。

対岸へ渡りしばらくして、そろそろ終わりも見えてきたころ......、ぱしっと大きい雨粒が頬に当たりました。
そこから一天にわかに掻き曇り......。
あっと思う間もなく土砂降りの雨に見舞われました。

街中は通り過ぎていて雨宿りするような場所もない......、進退窮まるってこういうことを言うんですね。
とりあえず、いつ降り止むかわからないけれど、進むしかないので漕ぎ出します。
視界も悪いので、無理しないようにゆっくりと気をつけて走りました。

靴の中まで水浸しになって、ほうほうの体で漕いでいたら、またさっと雨雲がいなくなっていました。
時間にしたら、30分くらい降られていたのかな......。

また気を取り直して鼻歌交じりに漕ぎ出せば、いつのまにやら彦根に戻ってきました。
五環生活」さんにレンタサイクルを返して、どうにかビワイチ完走です!!

知らない土地で無理して走らないとか、引き返す勇気やとどまる勇気を持って危険を最小限にとどめなければならないとか、反省するところも多いけれど、走りきることができて本当に良かったです。

完走のご褒美は近江牛のフルコース!!
いやっほう!!!

9月6日(火)
いよいよ旅も最終日。彦根港から竹生島へ渡ります。

竹生島神社も、いつか行きたいと思っていた神社です。

断崖に建つ御社は、まさしく神様の住まうところにふさわしいものでした。

竹生島神社の御朱印です。
こちらも流れるような見事な筆遣いです。

そして、最後は彦根城。

平城かと思って気軽に構えていたら、天守まで登ると結構足腰にきました。

天守からは、彦根の街が一望できます。

近江国は歴史ある土地だけあって、見どころが本当に沢山ありました。
充実した夏休みでした!!

投稿者 utsuho : 11:22 コメント (0) トラックバック (0) | 旅行,自転車

2015年11月 8日

旅日記 / 西国神社めぐり

10月31日~11月3日にかけて妻の祖母を訪ねることになり、それにあわせて西国の神社を巡ってきました。

まずは瀬戸内海の大三島にある大山祇神社へ行きます。
ここは日本総鎮守をうたい、また、宝物殿では現存する唯一の女性用鎧である鶴姫の鎧をはじめ国宝の武具が数多く見られることもあり、いつか行きたいと思っていた神社なのですが、なにぶん瀬戸内海の島に鎮座していることから、なかなかお参りする機会が見つけられませんでした。

今回、なんとか旅行の日程に入れることができ機会に恵まれたということで、これはもう縁があったと言う外ないでしょう。
願ってみるものです。

大三島へ行くとなったら、サイクリスト憧れのしまなみ海道を通りたい!ということで、
尾道から船で生口島へ渡り、そこからレンタサイクルで大三島まで行くことにしました。

大三島にあるサイクリストの聖地から望む多々羅大橋。
しまなみ海道は自転車も通りやすく整備されていて、とても気持ちよく走れました。
多々羅大橋から見る島々は絶景です。
いつか、自分の自転車で尾道~今治を走破したい!!

これまた長らく憧れていた伊予国一之宮大山祇神社です。
楠の御神木といい、宝物殿にある2mを超えようという大太刀や鎧の数々。
さすが、深い崇拝を受ける神社だけあって、重厚な空気を持っていました。

のんびりペースで走っていたら最後は日暮れも近くなって、レンタサイクルの返却時間ギリギリになってしまいました。

翌日は安芸の宮島、厳島神社です。
ここは高校の修学旅行で一度訪れたことがあるのですが、遠い昔のことなので記憶もおぼろげ...。
その頃には神社巡りもしていなかったので、あらためて来ることができてよかったです。

海に浮かぶ鳥居はやはり絵になります。
朱塗りの柱も色鮮やかで外国人にも人気の神社です。

拝殿に向かって歩いていると、英語で話しかけられ、聞けば「あれはなんと書いてあるのか?」とのこと。
示す先には金額と名前の書かれた寄進の札。
ええと...、「寄附」って英語でなんて言うの?
妻の方を見ると、なにかを諦めたような他人事のような表情...、どうやら自分で説明しなければならないようです。
"How much money give for this shrine." とか、そんな感じで知っている単語をつなぎ合わせて、身振り手振りでおろおろと説明。
すると、相手から"Oh, Donation!"との返事。
ああ、「寄附」は英語で"Donation"と言うんですね。こちらが勉強になりました。

ここに来たら食べたかった「焼き牡蠣」。
アツアツのプリプリで美味しかった~。

昼食にはこれまた宮島の名物であるアナゴ飯。こちらも美味しかった!!

妻の祖母のお宅を訪ねると、近くには周防一之宮である玉祖神社があることがわかりました。
予定には入っていなかったのですが、案内してもらえるということで参拝に向かいます。

三種の神器のひとつである八坂瓊曲玉を作ったといわれる玉祖命を祀った神社です。
本殿の裏手から遠くの山が望めるのですが、この場所に立ったとたん心地よい風が身体の中を吹き抜けました。
先に訪れた大山祇神社や厳島神社ほどに名前が知れ渡っているわけではないけれど、神様の佇まいを感じる神社でした。

また、防府には延喜二年(904年)創建の、「日本最初の天満宮」である防府天満宮があります。

北野天満宮、大宰府天満宮とならび三大天満宮と呼ばれるそうで、大河ドラマ「花燃ゆ」の放映もあり、たくさんの参拝客でにぎわっていました。

縁に恵まれた神社めぐり、心の豊かになる旅でした。


今回いただいた御朱印です。

・大山祇神社(今治市大三島町宮浦3327)
・厳島神社(廿日市市宮島町1-1)
・玉祖神社(防府市大字大崎1690)
・防府天満宮(防府市松崎町14-1)

投稿者 utsuho : 20:58 コメント (0) トラックバック (0) | 旅行

2014年6月28日

旅日記 / アイスランド(その4)

6月24日(5日目 アークレイリ~レイキャビク)

名残惜しいアークレイリから、再び飛行機でレイキャビクへ戻ります。

国立博物館では、古典的なアイスランドのシルバーアクセサリや、彫金の作業机が展示されていて親近感を覚えます。

しかも、詳細な作り方のビデオまでやっていて、おかげで新しい技法を習得しました、ふふふ。

ただ、ここでは、クレジットカード忘れかけたり、荷物の紐がロッカーに挟まって取れなくなって助けを求めたりと、「ツイていない日」な感じでした。
でも、アイスランドの人はみな親切でいろいろ助けてもらい、おかげでなんとか無事でした。
どうもありがとう!!


レイキャビクの中心にあるチョルトニン湖。
曇り空と強い風、これはこれでアイスランドらしい風景です。


たまにはしっかりしたレストランで昼食。
メインは「今日のお魚」。出てきたのはタラでした。
アイスランドは、料理がとても美味しい国でした。
「この料理が美味しい!」というのではなくて、シンプルな料理で味付けが優しくて、日本人の好みに近いという感じです。

そして、街中を歩いて、お土産の検討。
帰国することを考え始めると、もう旅も終盤だなあという気分になります。
「12Tonar」というCDショップで、自分のお土産としてCDを購入。
だいたい、海外旅行ではCDをジャケットで選んで買っています。
今回のはどうだろうな~。

食いすぎたのもあったので、ホテルでゴロゴロ。
レイキャビクには「世界一のホットドッグ屋」があるというのだけれど、食べ損ねた……。


6月25日(6日目 レイキャビク)

この旅行もあとわずか。
一日レイキャビクでフリータイムです。

レイキャビクの丘にそびえるハットルグリムキルキャ。
とても美しいたたずまいです。

エレベータ(有料 700ISK)で展望台まで上がれば、レイキャビクの街を一望できます。

偶然にも、この日はコンサートの日。
お金を払って、いそいそと入場。

一糸乱れぬコーラスワークが素晴らしくて、引き込まれました。


レイキャビクで見かけた猫さん。
近づいても気にするそぶりも見せず、悠然と歩き去っていきました。


お昼は「カフェロキ」で。
ガイドブックにも載っている、素敵なカフェです。

アイスランドの料理をお洒落にアレンジしたメニューです。

スモークサーモン、ミートスープ、ゲイシールブレッド……どれも本当に美味しくて、それはここだけじゃなくてどこの店で食べたときも美味しくて、食べ物も本当に充実した旅行でした。

お土産は、お菓子とかウール製品とかを適当に購入。
アイスランドのアウトドアブランド「66°North」や「Cintamani」の製品もほしいな~と思ったけれど、ここはぐっと我慢。
厳しい気候の国だから、本当に機能的で魅力的な製品でした。


6月26日~27日(6日目・7日目)

そして、レイキャビクからコペンハーゲン経由成田へ。
徐々に日本語を耳にする機会も増えてきて、現実に引き戻されます。

まるで夢のような、とても気持ちが良くて楽しい旅行でした。
また、今度は違う季節に行ってみたいです。

投稿者 utsuho : 23:46 コメント (0) トラックバック (0) | 旅行

旅日記 / アイスランド(その3)

6月23日(4日目 アークレイリ)

アークレイリのバスターミナルから、北部周遊ツアー(ジュエル・オブ・ザ・ノース)へ出ます。

フィヨルドの対岸から、まずはゴーザフォスへ。
滝ツアーその2です。

「ゴーザフォス=神々の滝」という壮大な名前にたがわぬ雄大な滝です。
湾状の滝壺に注ぎ込む、とても美しい滝です。
見る場所によっていろいろな表情を見せてくれる滝で、ここも、いつまでも浸っていたいところでした。


ミーヴァトン。アイスランド語で「蚊の湖」という意味とのことで、大量のユスリカににたかられました。
ユスリカは刺さないので被害はないのですが、それでもちょっと……ね。


ディムボルギルの溶岩台地です。
いろいろな形の奇岩が楽しいところです。
幼いころに行った、鬼押し出しを思い出しました。


ここでも地球の割れ目です。
北米プレート側に片足、ユーラシアプレート側にもう片足を乗せて、「大陸を股にかける!!」なんてこともやりました。

あ~、空が高いな~……。


荒涼とした風景のナゥマフィヤットル。
あちこちから蒸気が吹き上がっています。
吹き出し口の近くまで行くには有料だったので、遠くから眺めています(笑)


そして、今回の旅行で一番のハイライト、デティフォスです。

どう! という音とともに落ちる瀑布。
ヨーロッパ最大の滝は、想像をはるかに超える迫力でした。

写真では、現実の感動のほんのわずかしか表せないのが悲しいです。

しかも、この迫力の瀑布の、ほんの間近まで行けるようになっていて、
このまま飛び込みたい衝動に駆られます。

気づいたら、滝壺に虹がかかっていました。

いつまでもいつまでも滝を見ていたい……と思っていたけれど、集合時間も近くなってきたので
後ろ髪を引かれる思いで戻ります。
デティフォスを体験できるだけでも、行く価値のある旅行だったと思うほど、素晴らしいところでした。
夏場しか行けないところ、とのことだけど、冬にも行けるのなら見てみたいなあ。


デティフォスのすぐそばにあるセルフォス。
集合時間が迫っていたので、遠くから眺めるだけ。
今回のアイスランド滝ツアーの最後です。


北部の岬からホウェールウォッチング。
カメラの最大望遠で、潮吹きと鯨のしっぽが見られました!
でも、写真には撮れず……。


フーサヴィークの港町へ寄って、このツアーも終わり。
あああ……、終わりたくない~。

見どころばかりで、もう一周したくなるような感動にあふれたツアーでした。
アイスランドへ行こうという方は、ぜひこのツアーをオススメします!!


ホテルへ戻って、ひと眠り。
今日という日は、ここでは終わりません。

夜中12時を過ぎたころに、むくりと起きだして周囲を散策。

時刻は午前1時。おりしも夏至の候。
アークレイリは北極圏には至っていないので、完全な白夜とはいきませんでしたが、
それでも日はほとんど沈まず、空はずっと明るいままです。
歩いているうちに、わずかずつですが明るくなってくる感じでした。

濃密で心に残る一日も名残惜しいままに終わっていきました。

投稿者 utsuho : 23:21 コメント (0) トラックバック (0) | 旅行

旅日記 / アイスランド(その2)

6月22日(3日目 グリムスエイ~アークレイリ)

朝早くにホテルをチェックアウトして、レイキャビク国内空港へ。

そこから北へ向かい、アークレイリ経由でグリムスエイへ向かいます。

グリムスエイへ向かう飛行機。
定員20名くらい。なかなか不安感のある機体です(笑)

グリムスエイは、アイスランドの中で唯一、北極圏にかかっている場所。

空港の裏側に北極圏のラインがあり、標識が建てられています。
このラインより向こう側が北極圏になり、ツアーでは北極圏到達証明書をもらいました。

ここはパフィンの島としても有名で、間近で観察できます。

時期も夏至の近くということで北極圏からは白夜が見られるのですが、スケジュールの都合で
グリムスエイに泊まることはできませんでした。

広がる緑とタンポポの鮮やかさ。
ここにも、いつまでもいたい気分でした。


グリムスエイから再びアークレイリへ。この日の宿泊地です。
空港から街まで、タクシーで行ってもよかったのですが、せっかくなので歩きます。

アークレイリまでフィヨルドの畔にある道をひたすらまっすぐ歩きます。
フィヨルドは波もなくとても静かに山に抱かれているようでした。

新居昭乃さんの歌「Monday, Tuesday」にある、「Sunday 振り向く 見知らぬ街 青いフィヨルドの空」
という歌詞がふっと浮かんできて、まさにアークレイリのイメージでした。
この街にいる間、ずっと頭の中でリフレインしてました。

アークレイリのメインストリート。
こぢんまりとした気持ちのいい街です。

今回の旅行で、初めてちゃんとしたお店で食事をとりました(笑)
鯨のステーキです。
捕鯨国仲間として、勝手に親近感を表明します。
店内のスープバー、サラダバーは勝手に食べていいのだろうか……、とドキドキ。


一度ホテルにチェックインした後、街歩き。

植物園からアークレイリ教会、メインストリート、ホールへと散策しました。

やっぱりフィヨルドはいいなあ……と、しみじみ。

投稿者 utsuho : 13:40 コメント (0) トラックバック (0) | 旅行

旅日記 / アイスランド(その1)

6月20日~27日の間、アイスランドへ旅行に行ってきました。
結婚からほぼ1年経とうというこの時期になっての新婚旅行です。

6月20日(1日目)
まずは成田空港から13時間をかけて、コペンハーゲン国際空港へ。
日本からアイスランドへの直行便はないので、コペンハーゲンで乗継です。

レイキャビク行きの便まで少々時間があったので、コペンハーゲン市内まで足を伸ばしてみました。


そして、アイスランドのケフラヴィーク国際空港へ着いたのが、20日の21時。
空も厚い雲に覆われていて、雨が冷たいです。

なんか英語が全然聞き取れなくて、ホテルにチェックインするのも、ジュース一本買うのも
緊張ものです、おろおろ……。


6月21日(2日目 レイキャビク)

朝食ビュッフェで美味しいお菓子を発見!
オーツ麦とドライフルーツを焼き固めたような感じで、やさしく腹持ちもよさそう。
この時には残念ながらお菓子の名前はわからなかったのだけど、スーパーで買い物をしていた時にそれっぽいものを発見。「Hafraklattar」というお菓子のようでした。
この旅行中、結構買いだめしていて、小腹が減ったときなんかにとても助かりました。

この日はゴールデンサークルツアー。
レイキャビク周辺の観光スポットをぐるっと回ります。

地球の裂け目、ギャウ。
ここからユーラシアプレートと北米プレートに分かれていきます。

広い大地と空を見ているだけでも、心がほどけていくようです。


アイスランド滝ツアーのひとつ目、グトルフォス。
これだけの規模の滝を見るのは初めてで、吸い込まれるようで、
ここでも時間を忘れてたたずんでいたかったです。


どっ

ぱ~~~ん!!

アイスランドといえば間歇泉。ゲイシールです。
だいたい10分くらいの間隔で吹き上がるのですが、前触れもなく本当に一瞬で吹き上がるので、
そこにいる人全員が、いまかいまかとカメラを構えていました(笑)

晴れてくると緑も映えます。
草木も短い夏を謳歌しているようです。


ツアーが終わった後は疲れてしまったので、街歩きを楽しむ余裕もなくベッドでぐーすか。
レイキャビクのホテルは、お湯の蛇口をひねると温泉が出てきます。
シャワーからあがると硫黄の匂いがたちこめていました。
でも、湯船はなくてシャワーだけなのです。贅沢というか、もったいないというか……。

投稿者 utsuho : 13:35 コメント (0) トラックバック (0) | 旅行

2011年8月28日

旅日記 / 熊野詣

ちょっと遅めの夏期休暇をとって、熊野へ行ってきました。

初日は川湯温泉の宿にたどり着くだけ。
宿に着くなり夕飯をいただきます。
……なにこれ、すげえ美味しい!!
熊野牛、地鶏の肉の味が濃くてびっくりしました。 ご飯が美味しい旅館は、それだけで幸せになります。
川湯温泉も気持ちの良い温泉でした。

二日目
早起きして、まずは熊野本宮大社へ行きます。

朝の清々しい空気の中、お参りをします。
まだ参道を掃き清めている方がいるような時間でしたが、神職の方にも気持ちよく応対していただきました。

そこからバスで新宮市まで戻り、熊野速玉大社へお参りします。

お参りをしたあと、御朱印をいただこうとしたところ、熊野速玉大社の御朱印だけでなく、神倉神社の御朱印もここでいただけるとのこと。

ん~……っと、数毫ほど考えた末、「あ、神倉神社の御朱印もお願いします」。

実は旅先の下調べをしていた時、神倉神社のことも調べていて、その重要さは知りつつも、今回の参拝ルートからは外すつもりでいました。

だって……、

どど~ん!!

延々と急峻な石段が聳え立っています。
時間的な余裕の少ない中、これを登るのはひと苦労です。

でも、御朱印をいただいてしまったからには、参拝しないわけには行かないでしょう。
ということで、えっちらおっちら登りました。

ばばーん!!!

ああ、この存在感はすごい……。神代の磐座でしょうか。
登ってきた甲斐がありました。

下りこえー、ちょーこえー(笑)
登りよりも下りで杖が必要だな、と痛感しました。

新宮駅に戻って、ここで初めて観光案内所に立ち寄って、那智への行き方と帰りの時間についてたずねたところ、とても親切にしていただきました。

バスを乗り継いで、熊野那智大社へ向かいます。
熊野三山めぐりもいよいよ大詰めです。

熊野那智大社への参拝を済ませた後は、隣接する青岸渡寺にも参拝し、那智の滝飛瀧神社へと向かいます。

飛瀧神社といっても、拝殿も本殿もなく、ご神体である那智の滝を直接拝むことになります。

あ~……、ここいいわぁ……。

身体に響く滝の音と、延々と続く落瀑……心が無になります。
このまま何時間でもいたい……と思いましたが、帰りの時刻も迫ってきたので、後ろ髪を引かれる思いでもどりました。
参拝料を出して、もっと滝の近くにある遥拝所へ行くこともできたのですが、そんなところに行ったらずっと留まってしまいそうなので行かなかったのが、今回の心残りです。
「やるべきことはすべてやった!」という旅も良いのですが、心残りがあったら、いつか「また来よう!!」という気になるかもしれないです。
というか、機会があれば何度でも来たいところです。

バスを乗り継いで、宿までもどり、今回の旅程はほぼ終了。

今回の旅行でなにが良かったかというと、出会った人がみんな親切だったことですね。
美味しいごはんを作ってくれた旅館のスタッフ、観光案内所のお姉さん、バスのおっちゃん、ロッカーを譲ってくれたおばちゃん……、皆さんのおかげでとても気持ちの良い旅行になりました。ありがとうございました。皆さまにも幸せが訪れますように。

今回、いただいた御朱印です。

・熊野本宮大社(田辺市本宮町本宮1100)
・熊野速玉大社(新宮市新宮1)
・神倉神社(新宮市‎磐盾1-13-8)
・熊野那智大社(東牟婁郡那智勝浦町那智山)
・飛瀧神社(東牟婁郡那智勝浦町那智山)

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2010年8月29日

旅日記 / 安曇野

今夏の「君に会いに行く旅」、第2弾です。
信州・安曇野へ行ってきました。

松本でマイミクカイさんと待ち合わせて、カイさんの車で穂高へ。
穂高神社の前のそば屋で腹ごしらえ。
そばが美味しいのはもちろんのこと、わさびに甘みがあって美味しかったです。
今年はそばの美味しいところを訪てますね。

穂高神社は山岳を望む神社でありながら、海の神を祀っているあたりが面白いです。

穂高神社から少し歩いたところにある東光寺へもお参りします。
「仁王の下駄」や「御戒壇めぐり」などがありました。「御戒壇めぐり」は初めてやったのですが、本当に真っ暗で何も見えないんですね……。

そこから少し山の麓まで行き、有明山神社へお参りします。

ここは楼門の十二支の彫刻や、天井絵が見事でした。
思わず十二支がそろっているか数えてしまったり(笑)

国営アルプスあづみの公園へ行って散策などしたのですが、意外に木陰がありませんでした。
いやあ、まだまだ日差しが暑いです。

再び松本に戻り、松本城へ。
もう夕暮れ時だったので、天守へは上りませんでした。
このお城は内堀が広い!と思いました。

いろいろなところをまわって、あっという間の一日でした。
カイさん、御案内ありがとうございました。 いろいろ話せて楽しかったです。

今回、いただいた御朱印です。

・穂高神社(安曇野市穂高6079)
・有明山神社(安曇野市穂高有明宮城7271)

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2010年8月16日

旅日記 / 山形

夏休みを利用して、山形へ旅行に行ってきました。

■一日目(8月13日)
元同僚の安国寺氏と山形駅で待ち合わせて、まずは彼の車で「林崎居合神社」へと向かいます。
これは当初の予定には含まれていなかったのですが、車の機動力はすごいですね。
ここは無双直伝英信流の流祖、林崎甚助公の祀られている神社です。

御朱印やお札など、よすがになるものを戴きたかったのだけれど、神社は無人でした。残念です。
事前に問い合わせとかすればよかったか、あるいは奉納演武会などイベントの時に来なければならないのかな。
居合を続けていれば、いずれまた訪れる機会もあるでしょう。

境内にはさまざまな先生方の石碑が納められていました。
無双直伝英信流からは、二十代宗家河野百錬先生の碑がありました。

その後、「そういえば上杉神社なんてのもあったよね」という会話から、一路米沢を目指します。北に南に、ありがたいことです。

上杉神社では、上杉謙信公、上杉鷹山公を祀った神社ではありますが、昨年の大河ドラマの影響で直江兼続の存在も無視できないようになってしまったようで、どことなく戸惑っている雰囲気が微笑ましかったです。

安国寺氏のお宅で夕飯までご馳走になってしまいました。本当にありがとうございます。

その後、本日の宿である蔵王へ向かいます。
いやー、蔵王の湯はすばらしいですね。
湯量もふんだんで、体の芯までほぐされる感じです。

■二日目(8月14日)
あいにくの天気だったので、蔵王ロープウェーは登らず、そのまま下山。
昨日に引き続き安国寺氏の車で天童まで連れて行ってもらいます。
昼食に入った「やま竹」のおそばは美味かったです。

天童駅で安国寺氏と別れ、一人へ。
観光案内所へ行ってみたけれど、とりたててめぼしいものもないので、足の向くままに歩いてみます。

目に付いたところで、「建勲神社」へ行ってみます。
ここは織田信長公を祀った神社です。
そういえば、今回の旅行では、人を祀った神社ばかりを参拝していますね。

出羽国といえば、出羽三山に代表される修験道の国なので、いつかきちんと装備と気合を整えて、参拝したいと思います。

天童は将棋の街というだけあって、油断をすると詰将棋に巻き込まれます(笑)
ちょっと眺めてみたけれど、全然わかりませんでした……。
もうちょっと将棋の素養があったら、楽しめたんだろうけどなー。

■三日目(8月15日)
あいにくの空模様ということもあり、時間も余ったので、道の駅の足湯に浸ってのんびり。
私は一人旅の場合、総じて時間を贅沢に(無駄に)使います。
今回も、いい感じで無為な時間を過ごせました。

夕刻に、マイミクのキッズさんとそのご友人とお茶をしました。
遠く離れたところに住んでいる方と、こうして縁があって顔をあわせるというのは、不思議な感じです。
初めて会ったのだけれど、結構いろいろ話せて楽しかったです。

今回はいろいろな方にお世話になって、人の縁を感じた旅行でした。


今回、いただいた御朱印です。

・上杉神社(米沢市丸の内1-4-13)
・建勲神社(天童市天童字城山1043)

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2010年6月11日

旅日記 / 上田・諏訪

友人の結婚式へ参列するため諏訪へ行くことになったので、長野をちょっと回ってきました。
直接諏訪へは向かわず、まず長野新幹線で上田へ行き、上田電鉄で生島足島神社へと向かいます。

ここは生命力を与える「生島大神」と、願いに満足を与える「足島大神」の二神が祀られている神社です。
そして、日本の中央に鎮座していることから、日本総鎮守として仰がれているそうです。

そこから上田に戻り、上田城跡公園にある真田神社へ。
知恵の神として、真田昌幸・幸村親子を祀っている神社です。
私にも、知恵のご利益がありますように。

上田を出て、塩尻経由で茅野まで行き、諏訪大社の上社前宮と上社本宮へ行きました。

そして、下諏訪へ行き、春宮と秋宮へと参拝。

秋宮は残念ながら拝殿が改修工事中でした。
諏訪大社の四社すべてをお参りした人にはご神供をいただけるということで、秋宮でありがたくいただきました。
茅野でも下諏訪でも、駅の観光案内所の人には「全部回る人はほとんどいないよ」と言われましたが、四社すべてをお参りできてよかったです。
一日でここまでまわったので、結構あわただしくなってしまったのが残念です。
それぞれの神社をもっとじっくり堪能できたらよかったのだけれど。

今回、いただいた御朱印です。

・生島足島神社(上田市大字下之郷中池701)
・真田神社(上田市二の丸(上田城跡公園内))
・諏訪大社上社前宮(茅野市宮川2030)
・諏訪大社上社本宮(諏訪市中洲宮山1)
・諏訪大社下社春宮(諏訪郡下諏訪町193)
・諏訪大社下社秋宮(諏訪郡下諏訪町5828)

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