2012年5月 4日

アーティスト

吉祥寺のバウスシアターへ、映画「アーティスト」を観にいってきました。
バウスシアターは商店街にあるこぢんまりとした劇場で、開演までの幕間にミュージシャンによる生演奏がありました。
私が行った回では、せきたさらいさんが軽やかな音色でアコーディオンを演奏していました。
アイデアを凝らした映画館、素敵です。

映画がサイレントからトーキーへと移り変わる頃の時代を、モノクロ&サイレントで描いた作品。
音のない世界の分だけ、演出や話も解りやすくしてある気がします。
登場人物それぞれの想いが、音はなくても伝わってくるようで、惹き込まれました。

映画の魅力は大画面・大音量の迫力だけじゃないんだなあ、と思いました。

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2011年4月29日

まほろ駅前多田便利軒

映画「まほろ駅前多田便利軒」を観てきました。
三浦しをんさんの小説を原作にした映画です。

架空の街「まほろ市」を舞台にした……というか、そのまんま町田なのです。
普段から歩いている、あんなところやこんな通りがスクリーンに映し出されるのは、なんか面白いですね。

原作の雰囲気がよく出ていて、楽しかったです。
原作にあった独特の細かい描写や、話の「オチ」が結構省略されていたのは残念でしたが……。
男くさい、というかタバコくさい作品でした(笑)

もっともっと彼らのまほろ市での日常を見てみたいです。

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2010年8月12日

「阪急電車」映画化!

Walkerplusの記事によると、有川浩さんの小説「阪急電車」が映画化されるそうです。

あまり俳優のことは知らないのだけど、翔子役の中谷美紀さんというのは結構合っている気がします。
情念のこもった討ち入りを見せてくれそうです。
個人的には、えっちゃん達のバカ話シーンとかが気になりますね。

とは言え、映画化にするほどに盛り上がるシーンがあるわけでもないので、その辺はどうなるのかなあ。あまり原作をいじってもらいたくはないけれど……。

公開は2011年初夏だそうなので、楽しみに待ちたいと思います。

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2010年2月 6日

HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-

相模原市立博物館のプラネタリウムで「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」を観てきました。

全天周映画、迫ってくる迫力があってよかったです。
はやぶさの孤独さがよく出ていました。

ただ、はやぶさを襲った数々の障害については、もっと詳しく描いて欲しかったです。

ラストシーンでは、思わず涙を流してしまいました。
百難を乗り越えてミッションを成功しても、燃え尽きる宿命なんですよね。
最後のひと働き、どういう結末になるのか、まだまだ目が離せません。

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2008年4月 5日

映画「ジャバラ姉妹」上映会

アコーディオンデュオ「蛇腹姉妹」のお二人が主演した自主制作映画「ジャバラ姉妹」の上映会へ行ってきました。

もともと演技は本職でないお二人ですが、藤野由佳さんの演じる真面目な祐子も、佐々木絵美さんの演じるお気楽な恵も、雰囲気がよく出ていました。
思いのほか演技が上手だったので、観ているこちらが驚きました。
二人の暮らす部屋も、それぞれの個性が出ていたのが面白かったです。

ストーリーやカメラワークなども特に凝ったことはしていませんでしたが、自主制作映画ならではの素朴な作りで素直に楽しめました。
笑いあり、涙ありで、ライブで見る蛇腹姉妹とはまたちがった、もうひとつの蛇腹姉妹を映したような映画でした。

試写会では、いつもお世話になっている「さいの所思雑感」のさいさんとご一緒しました。
さいさんのBlogにも感想が載っていますので、よろしければそちらもご覧ください。

投稿者 utsuho : 22:44 コメント (0) トラックバック (0) | 映画

2008年2月20日

空の境界 第三章 「痛覚残留」

映画「空の境界 第三章 『痛覚残留』」を観に行ってきました。

今回も結構グロテスクな描写でした。
さすがに時間内に収めきれなかったのか、原作よりもだいぶ縮めている気がしました。
橙子さん出番が多かったのが、よかったかな。

戦闘シーンは派手でしたが、欲をいえば藤乃の狂気をもっと前に出してほしかったですね。

投稿者 utsuho : 23:25 コメント (0) トラックバック (0) | アニメ,映画

2008年1月 9日

空の境界 第二章 「殺人考察(前)」

映画「空の境界 第二章 『殺人考察(前)』」を観に行ってきました。

式がだいぶ女性っぽい声になっていて、織との対比がよく出ていました。
はしゃぐ織、徐々に式と織がずれていく様子など、全体の流れもよかったです。
ここからが物語の始まりというところでしょうか。

今回はなかなかにグロテスクな描写もされていました。
ここまでやってくるとは思っていなかったので、少々驚きました……。

投稿者 utsuho : 23:34 コメント (0) トラックバック (0) | アニメ,映画

2008年1月 1日

ALWAYS 続・三丁目の夕日

映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」を観に行ってきました。

今回は前作から4か月後の昭和34年を舞台にした物語です。
相変わらず芸も細かくて丁寧に作られた感じがよかったです。

笑いあり、涙ありで、変わりゆくものや変わらないものへの想いがあふれた映画です。

投稿者 utsuho : 22:43 コメント (0) トラックバック (0) | 映画

2007年12月10日

空の境界 第一章 「俯瞰風景」

映画「空の境界 第一章 『俯瞰風景』」を観に行ってきました。

坂本真綾さんの演じる両儀式は中性的な感じがよく出ていてよかったです。
橙子の口調なども、原作の感じがよく出ていました。

物語は基本的に原作を読んでいる人に向けて作られた感じでした。
その分だけ、余計なところがなくスッキリとまとまっていました。
奈須さん特有のセリフ回しがいたるところに出てきて、セリフを中心に世界が回っているようでした。
このへんも原作の持つ雰囲気を壊さないように作られていましたね。

式の戦闘シーンは「死を視ている」というイメージがわかるような描写だとよかったのですが……。
このあたりはこれから物語が進んでいくにつれ、いろいろな描写が出てくると思うので期待します。

梶浦由記さんの音楽も世界によく合っていて、これから先が楽しみになる映画でした。

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2007年3月31日

パフューム~ある人殺しの物語~

映画「パフューム~ある人殺しの物語~」を観にいってきました。

感想ですが……ううん、難しいなあ。
饐えた臭いの漂う18世紀のパリ、驚異的な嗅覚を持つ少年がとある少女の香りを求めて調香師となり……という流れは良かったのですが。
本来もっと長い物語だったものを短くしたのでしょうか、途中に張られたいくつもの伏線がおざなりに扱われてしまったために、全体が散漫なまま終わってしまった気がします。

パリの雰囲気や、香水を音楽に例えるなど、ところどころの見所はありましたが、全体としては駄作かなあ。
ストーリーが説明不足なのがつくづく惜しまれる作品です。

投稿者 utsuho : 23:45 コメント (0) トラックバック (0) | 映画